タイで1.8GHz帯の周波数オークションが完了、AISとdtacが落札
- 2018年08月20日
- 海外携帯電話
タイの政府機関で電気通信分野の規制を担う国家放送通信委員会(National Broadcasting Telecommunications Commission:NBTC)が2018年8月19日に開催した1.8GHz帯の周波数オークションが終了した。
周波数オークションにはAdvanced Info Service (AIS)の子会社であるAdvanced Wireless Network (AWN)とTotal Access Communicationの子会社であるdtac TriNet (DTN)が参加し、両社が落札に成功したという。
1ロットあたり5MHz幅*2で、最低入札額は124億8,600万タイバーツ(約417億6,307万円)、合計で9ロットが用意された。
入札の結果、Advanced Wireless Networkおよびdtac TriNetがそれぞれ1ロットのみを取得しており、落札額はいずれも最低入札額に近い125億1,100万タイバーツ(約418億3,457万円)である。
7ロットは落札者なしの結果となった。
なお、1.8GHz帯の周波数オークションは当初の計画では2018年8月4日に開催する予定で、1ロットあたり15MHz幅*2で、最低入札額を374億5,700万タイバーツ(約1,253億1,821万円)に設定していた。
しかし、参加者なしのため周波数オークションが中止となり、国家放送通信委員会は参加者の負担を抑えるため1ロットあたりの帯域幅と最低落札額を見直し、2018年8月19日に実施することになった。
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