カタールのVodafone QatarがiPhone向けeSIMサービスを開始、eSIMに変更すると1TBデータを提供
- 2018年11月02日
- 海外携帯電話
カタールの移動体通信事業者(MNO)であるVodafone QatarはApple製のスマートフォン「Apple iPhone XS」、「Apple iPhone XS Max」、「Apple iPhone XR」に対してeSIMサービスの提供を開始すると発表した。
iOS 12.1へのアップデートを適用したApple iPhone XS、Apple iPhone XS Max、Apple iPhone XRでは一部のモデルを除いてeSIMに対応する。
カタールで正規販売されるApple iPhone XS、Apple iPhone XS Max、Apple iPhone XRではiOS 12.1を導入することでeSIMを利用できる。
Apple iPhone XS、Apple iPhone XS Max、Apple iPhone XRのeSIMは業界団体のGSM Association (GSMA)の標準規格であるリモートSIMプロビジョニング(RSP)に準拠している。
Vodafone Qatarはポストペイドプランとプリペイドプランの両方でeSIMサービスを提供する。
eSIMサービスの利用に係る料金は無料で、1つのQRコードは10回まで利用できる。
Vodafone QatarはeSIMサービスを利用する顧客に対して、特典として1TBのデータ通信を3ヶ月間にわたり無料で進呈するという。
なお、Vodafone QatarはVodafoneのブランド名で展開しているが、英国のVodafone Groupとは資本関係を解消した。
最大の株主はカタールのQatar Foundation (カタール財団)で、持分比率は45%となっている。
Vodafone QatarはVodafone Groupと資本関係の解消時にブランドパートナー契約を締結しており、ブランドパートナー契約に基づいてVodafone Groupとの資本関係を解消後もVodafoneブランドを継続している。
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