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鴻海、ベトナムにiPhone製造工場の開設を検討か


台湾のFoxconn Technology Group (鴻海科技集団)は米国のAppleが展開するiPhoneの主要な製造業者であるが、ベトナムにiPhoneの製造工場の開設を検討していることがベトナムメディアの報道で分かった。

2018年に発売したiPhoneはFoxconn Technology Group、台湾のPegatron (和碩聯合科技)、台湾のWistron (緯創資通)が製造を担当しており、そのうち製造規模はFoxconn Technology Groupが最大とされている。

2018年時点でFoxconn Technology Groupは中国の広東省深圳市、河南省の省都・鄭州市、山西省の省都・太原市にある工場でiPhoneを製造する。

中国の工場のみでiPhoneを製造するFoxconn Technology Groupであるが、新たにベトナムでの製造を検討している模様である。

ベトナム商工会議所(Vietnam Chamber of Commerce and Industry:VCCI)の幹部はFoxconn Technology Groupとハノイ人民委員会がベトナムでiPhoneの製造工場を開設するため動いていると明かした。

Foxconn Technology Groupは米中貿易摩擦の影響を軽減する目的もあり、ベトナムにおけるiPhoneの製造工場の開設を検討しているという。

米国政府は中国からの輸入品に追加関税を課すなど、米中貿易摩擦の激化は中国製品を取り扱う企業にとって不安材料とされてきた。

iPhoneを含む多くのApple製品は中国で製造しており、Appleは米中貿易摩擦が事業に悪影響を及ぼす可能性があると懸念を表明した。

2018年12月1日にアルゼンチンで開催した米中首脳会談では追加関税の導入は当面の見送りで合意し、米中貿易摩擦は休戦状態となった。

米中貿易摩擦の緩和に向けた期待感も見られるが、あくまでも90日間の一時的な休戦にすぎないと考えることもできる。

Foxconn Technology GroupとしてはiPhoneの製造拠点を中国一本から脱却し、ベトナムとしては外国人投資家からの大規模投資を呼び込む狙いがある。

ベトナムでは韓国(南朝鮮)のSamsung Electronics (サムスン電子)が大規模なスマートフォンの製造工場を設置しており、Samsung Electronicsの主要な製造拠点はベトナムとなった。

2013年にはベトナムの品目別輸出額で携帯端末が1位となり、さらにベトナムの輸出額のうちSamsung Electronics製品の割合は20%を超過するなど、従来よりベトナムはSamsung Electronicsに依存した状態からの脱却が必要とされてきた。

ベトナムにとってFoxconn Technology Groupは極めて都合の良い外国人投資家とも言えそうである。

なお、Foxconn Technology Groupはすでにフィーチャーフォンの製造工場をベトナムで保有しており、旧社名がMicrosoft Mobile (Vietnam)で、米国のMicrosoftから取得したFushan Technology (Vietnam)を通じてベトナム国内で工場を保有する。

Vietnam Investment Review

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