シンガポールのM1がiPhoneおよびiPad向けeSIMサービスを開始
- 2018年12月06日
- Apple関連
シンガポールの移動体通信事業者(MNO)であるM1 (第一通)はApple製のスマートフォン「Apple iPhone XS」、「Apple iPhone XS Max」、「Apple iPhone XR」、タブレット「11-inch iPad Pro」および「12.9-inch iPad Pro」に対するeSIMサービスの提供を開始した。
米国時間を基準にAppleが2018年12月5日より配信を開始したiOS 12.1.1を適用したApple iPhone XS、Apple iPhone XS Max、Apple iPhone XR、11-inch iPad Proおよび12.9-inch iPad ProのWi-Fi + CellularモデルでM1のeSIMサービスを利用できる。
eSIMサービスの利用はポストペイド契約のみに限定されている。
新規契約であればM1 Shop、M1の特約店、M1の公式ウェブサイト、再契約であればM1 ShopまたはM1の特約店でeSIMサービスへの登録を受け付けている。
既存の物理的なSIMカードをeSIMに変更することも可能で、M1 Shop、顧客サービスセンター、電話サポートの1627で申請できる。
プランを有効化するためにはM1から提供されるQRコードをスキャンする必要があり、My M1 AppでQRコードの表示を行える。
QRコードを新規発行するにあたり、通常のSIMカードの新規発行および再発行と同じく37.45シンガポールドル(約3,100円)の発行手数料が発生する。
Apple iPhone XS、Apple iPhone XS Max、Apple iPhone XRは一部のモデルを除いてeSIMに対応しており、シンガポールで正規販売されるApple iPhone XS、Apple iPhone XS Max、Apple iPhone XRではすべてeSIMを利用できる。
Apple iPhone XS、Apple iPhone XS Max、Apple iPhone XR、11-inch iPad Proおよび12.9-inch iPad ProのWi-Fi + CellularモデルのeSIMは業界団体のGSM Association (GSMA)の標準規格であるリモートSIMプロビジョニング(RSP)に準拠している。
なお、M1はシンガポールで移動体通信サービスを開始済みの3社の移動体通信事業者のうち加入件数が最も少なく、eSIMサービスはシンガポールの移動体通信事業者としては初めて提供する。
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