中國移動香港がiPhoneおよびiPad向けeSIMサービスを開始
- 2018年12月14日
- Apple関連
中国のChina Mobile (中国移動)の全額出資子会社で香港特別行政区の移動体通信事業者(MNO)であるChina Mobile Hong Kong (中國移動香港:CMHK)はApple製のスマートフォン「Apple iPhone XS」、タブレット「11-inch iPad Pro」および「12.9-inch iPad Pro」に対してeSIMサービスの提供を開始した。
米国時間を基準にAppleが2018年12月5日より配信を開始したiOS 12.1.1を適用したApple iPhone XS、11-inch iPad Proおよび12.9-inch iPad ProのWi-Fi + CellularモデルでChina Mobile Hong KongのeSIMサービスを利用できる。
eSIMサービスの利用はポストペイド契約のみに限定されている。
China Mobile Hong Kongが提供するMyLinkのアプリケーションでeSIMサービスの申請を受け付けており、MyLinkで表示したQRコードを読み取ってeSIMを有効化する。
eSIMサービスの申請に係る費用は無料で、eSIMサービスに加入した時点で既存の物理的なSIMカードは無効となる。
香港特別行政区で正規販売するApple iPhone XS MaxおよびApple iPhone XRは物理的なデュアルSIMに対応し、eSIMには非対応となるため、China Mobile Hong Kongは香港特別行政区ではApple iPhone XSがeSIMに対応する唯一のiPhoneであると強調して案内している。
eSIMに対応したApple iPhone XS MaxおよびApple iPhone XRを香港特別行政区境外から持ち込んだ場合、China Mobile Hong KongのeSIMサービスを利用できると思われるが、China Mobile Hong Kongは動作を保証していないため注意したい。
香港特別行政区で正規販売されるApple iPhone XS、11-inch iPad Proおよび12.9-inch iPad ProのWi-Fi + CellularモデルのeSIMは業界団体のGSM Association (GSMA)の標準規格であるリモートSIMプロビジョニング(RSP)に準拠する。
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