ASUSがスマホ事業の人員を5割削減へ
- 2018年12月18日
- Android関連
台湾のASUSTeK Computer (華碩電脳)はスマートフォン事業の人員を大幅に削減することが台湾メディアの報道で分かった。
スマートフォン市場の成長が停滞して競争が激化する中で、中国企業の台頭などを受けて、ASUSTeK Computerのスマートフォン事業は低迷している。
不振のスマートフォン事業を合理化する目的で、スマートフォン事業に携わる従業員の50%を削減するという。
少なくとも600人以上が人員削減の影響を受けると見込まれており、台湾内外で勤務する従業員が人員削減の対象になるとされている。
これまでに、ASUSTeK Computerは2018年12月13日に開催した取締役会に相当する董事会において、スマートフォン事業の戦略転換計画などを決議したことが分かっている。
公表された戦略転換計画の内容からは、スマートフォンのラインナップを絞り込み、ゲーマーやエキスパートユーザーをターゲットとしたハイスペックなスマートフォンに焦点を当てる方針と読み取ることができる。
また、スマートフォン事業の運営体質を改善する計画とも案内しており、運営体質を改善する一環で大幅な人員削減に踏み切り、スリム化した体制のもとでスマートフォン事業の再建に向けて取り組むと思われる。
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