富士通がSIMカードの発行に必要なIINを取得
- 2019年01月15日
- 携帯電話総合
FUJITSU (富士通)は国際電気通信連合(International Telecommunication Union:ITU)より発行者識別番号(Issuer Identification Number:IIN)の割当を受けたことが分かった。
国際電気通信連合が情報を開示した。
SIMカードのICCIDの先頭に使われる発行者識別番号は最大で7桁となり、先頭の2桁は用途を示し、1桁から3桁の国番号、残りの事業者番号で構成される。
なお、電気通信目的は先頭が89、日本の場合は国番号が81、残りが事業者番号となる。
FUJITSUが割当を受けた発行者識別番号は89 81 11である。
89 81 11の使用の効力発生日は2019年5月1日となっている。
発行者識別番号の割当を申請した理由は不明であるが、複数の可能性を想定できる。
FUJITSUは地域広帯域移動無線アクセス(以下、地域BWA)の高度化方式やsXGPに係る事業を手掛けている。
地域BWAの高度化方式およびsXGPはTD-LTE方式と高い互換性を確保しており、SIMカードを利用する。
FUJITSUは地域BWAの高度化方式またはsXGPに係る事業で発行者識別番号を利用する可能性が考えられる。
また、発行者識別番号の割当に続けて総務大臣より電気通信番号(International Mobile Subscription Identity:IMSI)の指定も受ける可能性が高い。
スポンサーリンク
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。