Liberty Latin America、Millicomの買収に関する交渉を終了
- 2019年02月08日
- 海外携帯電話
英国のLiberty Globalからスピンオフした英領バミューダ諸島のLiberty Latin America (LLA)はルクセンブルクのMillicom International Cellular (MIC)との買収に係る交渉を終了したと発表した。
Liberty Latin AmericaはMillicom International Cellularの買収について、条件付きで法的拘束力のない提案をMillicom International Cellularに提出したと発表していた。
一方、Millicom International Cellularも暫定的かつ条件付きで法的拘束力のない買収の提案をLiberty Latin Americaより受けたと認めていた。
いずれも取引の実現や条件について保証できることはないと説明していたが、合意に至ることなくLiberty Latin AmericaとMillicom International Cellularは交渉を終了した。
Liberty Latin Americaが提示した条件などは開示されていない。
なお、Liberty Latin AmericaとMillicom International Cellularはいずれも世界の複数の国と地域で移動体通信事業を手掛ける。
Liberty Latin AmericaはFLOWブランドなどで中南米およびカリブ海諸国を中心に事業を展開しており、移動体通信事業は子会社または関連会社を通じてパナマ、アンティグア・バーブーダ、バルバドス、ドミニカ国、グレナダ、ジャマイカ、セントクリストファー・ネーヴィス、セントルシア、セントビンセント及びグレナディーン諸島、ザ・バハマ、英領アンギラ、英領ヴァージン諸島、英領ケイマン諸島、英領モントセラト、英領タークス・カイコス諸島、蘭領キュラソー島、セーシェルに参入している。
Millicom International CellularはTigoブランドなどで中南米およびアフリカを中心に事業を手掛けており、移動体通信事業は子会社または関連会社を通じてボリビア、コロンビア、エルサルバドル、グアテマラ、ホンジュラス、パラグアイ、チャド、ガーナ、ルワンダ、タンザニアで展開する。
Liberty Latin America
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