英ボーダフォン、ファーウェイ製品の調達を一時停止
- 2019年01月27日
- 海外携帯電話
英国のVodafone Groupは中国のHuawei Technologies (華為技術)が提供する製品の調達を一時停止したことが英国メディアの報道で分かった。
Vodafone Groupは複数の国と地域で移動体通信事業を手掛けるが、Vodafone Groupの最高経営責任者(CEO)は欧州におけるコアネットワーク設備を対象としてHuawei Technologies製品は導入を一時停止したと明らかにした。
Vodafone Groupは様々な機関や政府と連携しており、提携先や顧客からHuawei Technologiesに対する不安が出ている模様である。
Huawei Technologiesに対する安全上の懸念が解決するまで、Vodafone Groupは欧州におけるコアネットワーク設備にHuawei Technologies製品を新規に導入しないという。
Huawei Technologies製品の導入の一時停止は欧州を対象としており、Vodafone Groupは欧州以外の世界各地でも移動体通信事業を展開しているため、欧州以外では引き続きコアネットワーク設備にHuawei Technologies製品を採用すると思われる。
中国の政府機関で外交を担う外交部(Ministry of Foreign Affairs:MFA)は外交部長の欧州外遊に関する質疑応答を外交部の公式ウェブサイトに掲載しており、Huawei Technologiesなどの中国企業を公平に扱うよう求めたが、Vodafone Groupの決断を念頭に発言した可能性がある。
なお、英国ではBT Groupがコアネットワーク設備からHuawei Technologies製品を順次排除していることが分かっている。
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