ディエゴガルシアの携帯電話事業者Sure (Diego Garcia)が4G LTEを導入へ
- 2019年03月08日
- 海外携帯電話
バーレーンのBahrain Telecommunications Company (Batelco)の全額出資子会社で英領インド洋地域の移動体通信事業者(MNO)であるSure (Diego Garcia)はLTE方式を導入することが分かった。
Sure (Diego Garcia)はLTEネットワーク上で音声通話を実現するVoLTE (Voice over LTE)を導入するために、英国のMetaswitch Networksが提供するvIMSソリューションの採用を決定したという。
Sure (Diego Garcia)はネットワークの高度化の一環でLTE方式およびVoLTEを導入し、高速なデータ通信や高音質な音声通話を提供する計画である。
Metaswitch Networksが開発したvIMSソリューションを導入することで、Sure (Diego Garcia)はネットワークのパフォーマンスの向上に加えて運用の効率化も期待できるという。
Sure (Diego Garcia)は英領インド洋地域のチャゴス諸島で唯一の有人島であるディエゴガルシア島のみで事業を行う。
ディエゴガルシア島は全土が米国に貸与されており、米国が米海軍支援施設を設置している。
ディエゴガルシア島には一般住民は居住しておらず、基本的には米海軍関係者のみが駐留しているため、Sure (Diego Garcia)は米海軍関係者を対象に移動体通信サービスを提供するが、通信方式は第2世代移動通信システム(2G)のGSM方式のみを運用しており、第3世代移動通信システム(3G)のW-CDMA方式ですら導入していない。
第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式の導入によってネットワークを近代化し、顧客の利便性の向上を図るという。
Sure (Diego Garcia)
Metaswitch Networks
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。