LTE Cat.6対応のHUAWEI E5786のキャリアアグリゲーションの組み合わせが判明
- 2014年03月05日
- 海外携帯電話
Huawei Technologies製のモバイル無線LANルータ「HUAWEI E5786 (HUAWEI E5786s-32a)」のキャリアアグリゲーションの組み合わせが判明した。
詳細な型番はHUAWEI E5786s-32aとなっており、欧州からアジア及びオセアニアの一部地域へ投入される。
世界で初めてLTE UE Category 6に対応した商用端末で、LTE-Advancedの主要技術であるキャリアアグリゲーション技術に対応する。
キャリアアグリゲーションは2つ以上の帯域を束ねて広帯域とすることで通信速度を高速化している。
HUAWEI E5786はLTE方式はLTE 2600(B7/B38)/2100(B1)/1800(B3)/800(B20) MHzに対応する。
通信速度はFDD-LTEのキャリアアグリゲーション時に下り最大300Mbps、TDD-LTEのキャリアアグリゲーション時に下り最大224Mbpsとなる。
FDD-LTEとTDD-LTEの間でにおけるキャリアアグリゲーションには非対応となっている。
キャリアアグリゲーションの組み合わせは、異なるバンド間でのキャリアアグリゲーションとなるInter-band CAはCA_3-7, CA_3-20, CA_7-20となり、同一のバンド間でのキャリアアグリゲーションとなるIntra-band CAはCA_1, CA_3, CA_7, CA_38である。
基本的にはInter-band CAは多くの欧州や中東の移動体通信事業者が検討している組み合わせとなり、TDD-LTEではCA_38のみとなっている。
世界では一部の移動体通信事業者がLTE-Advancedの商用化をしており、日本においても2014年中には開始される見通しである。
・Huawei Technologies
http://consumer.huawei.com/minisite/worldwide/2014mwc/index.html
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