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香港当局、携帯電話事業者3社に5G向けミリ波を割当へ



香港特別行政区の政府機関で電気通信分野の規制を担う通訊事務管理局(Communications Authority)は第5世代移動通信システム(5G)向け周波数の割当について、ミリ波(mmWave)の26GHz帯および28GHz帯の割当に係る暫定適格申請者を発表した。

対象の周波数範囲は26GHz帯が24250.0~27500.0 MHz、28GHz帯が27500.0~28350 MHzとなり、割当方式は香港特別行政区の政府機関による行政割当となる。

26GHz帯および28GHz帯のライセンスの取得を申請していたChina Mobile Hong Kong (中國移動香港:CMHK)、Hong Kong Telecommunications (HKT)、SmarTone Mobile Communications (數碼通電訊)の3社がライセンスの基準を満たし、暫定適格申請者として認定された。

暫定適格申請者に対して400MHz幅ずつを割当する予定である。

各社に割当する具体的な周波数範囲などは明らかにされていない。

26GHz帯および28GHz帯は周波数特性から一体審査となり、4100MHz幅のうち3700MHz幅を大規模公共流動服務、400MHz幅を地区性創新無線服務に割当する。

China Mobile Hong Kong、Hong Kong Telecommunications (HKT)、SmarTone Mobile Communicationsの3社はいずれも大規模公共流動服務で申請した。

最終的な割当が決定したわけではなく、暫定適格申請者は追加資料などを提出し、通訊事務管理局などの審査を経て正式に26GHz帯および28GHz帯のライセンスを取得する予定である。

通訊事務管理局弁公室

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