NTTドコモがIoT機器向け新料金プランLPWAプランを発表
- 2019年04月10日
- docomo-総合
NTT DOCOMOは新たな料金プラン「LPWAプラン」を発表した。
LPWAプランはIoT機器を低消費電力かつ広域で運用できるLPWA (Low Power Wide Area)の利用に適したLTEモジュール向けの料金プランとなる。
対象端末は各メーカーが提供するLTEモジュールで、2019年4月25日より提供を開始する。
LPWAプランにはLPWAプランSSとLPWAプランSの2種類が用意されている。
LPWAプランSSは月額基本料が150円、無料通信分が200KB相当の100円、無料通信分を超過時の通信量が1KBあたり0.5円、LPWAプランSは月額基本料が200円、無料通信分が1,000KB相当の400円、無料通信分を超過時の通信量が1KBあたり0.4円である。
無料通信分の共有、SMSの送受信料、通信速度、定期契約に関してはLPWAプランSSとLPWAプランSで共通となっている。
無料通信分は共有グループ内で分け合えるため、契約回線の一部で大量の通信が発生した場合でも、ほかの契約回線の無料通信分を効率的に利用できる。
SMSの送信料は1回あたり3円から、SMSの受信料は無料、通信速度は送受信最大128kbpsとなり、定期契約はない。
なお、SMSの送信料は送信文字数に応じて決定し、1回あたり3~30円となり、利用機種やアプリケーションによって1回に送信できる文字数が異なる。
LPWAプランは少量のデータ通信に適しており、IoTソリューションなどでの活用が期待される。
LTEネットワークを活用したサービスで、国際ローミングサービスのWORLD WINGは契約できないほか、利用にはmopera Uやビジネスmoperaインターネットなどのプロバイダ契約が別途必要で、アクセスプレミアムLTEなどの企業向け閉域直収接続サービスには対応していない。
LPWAプランSSまたはLPWAプランSの契約回線でmopera U Uスタンダードプランもしくはmopera U シンプルプランも契約すると、mopera U Uスタンダードプランもしくはmopera U シンプルプランの月額使用料から100円を割引するという。
販売および受付窓口は日本全国のNTT DOCOMOの法人営業部門およびドコモ・コーポレートインフォメーションセンターとなっている。
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