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ミャンマーのOoredoo Myanmarが2019年Q1の業績を発表、加入件数が1千万件を突破



カタールのOoredooは2019年第1四半期の業績を発表した。

Ooredooの完全子会社でミャンマー(ビルマ)の移動体通信事業者(MNO)であるOoredoo Myanmarの業績が判明している。

2019年第1四半期の売上高は前年同期比16.8%減の2億5,960万カタールリヤル(約80億円)、EBITDAは前年同期比10.1%減の5,880万カタールリヤル(約18億円)、EBITDAマージンは前年同期比5ポイント増の23%となった。

前年同期比で減収減益を記録したことになる。

ミャンマーチャット(MMK)の減価や大幅な割引施策の実施などが影響したという。

2019年第1四半期末時点の事業データも公開されている。

移動体通信サービスの加入件数はポストペイド契約が前年同期比17.4%増の14,441件、プリペイド契約が前年同期比19.6%増の10,863,510件、ポストペイド契約とプリペイド契約の合計が前年同期比19.6%増の10,877,951件となった。

また、移動体通信サービスの加入件数のうちポストペイド契約の比率は0.1%、プリペイド契約の比率は99.9%であり、ほとんどがプリペイド契約となっている。

2019年第1四半期に限定したカタールリヤル(QAR)ベースのARPU (1回線当たり月間平均収入)はポストペイド契約が前年同期比10.2%減の16.7カタールリヤル(約512円)、プリペイド契約が前年同期比39.3%減の8.2カタールリヤル(約251円)、ポストペイド契約とプリペイド契約の総合が前年同期比39.3%減の8.2カタールリヤルとなった。

加入件数は初めて1,000万件を突破したが、競争の激化によってARPUは大幅に低下している。

ミャンマーでは2018年にMytelブランドを展開するTelecom International Myanmarが移動体通信事業に新規参入して競争が激化しており、それ以降は顧客獲得のための割引施策などを相次いで実施した。

割引施策の実施はOoredoo Myanmarの業績に影響を与えたことが分かる。

ただ、2019年2月中旬以降はミャンマーの政府機関で電気通信分野の規制を担う運輸・通信省(Ministry of Transport & Communications:MOTC)傘下の郵電局(Posts and Telecommunications Department:PTD)はトップアップのプロモーションを全面的に終了するよう命じ、Ooredoo Myanmarを含むすべての移動体通信事業者はすでにトップアップのプロモーションを終了したため、2019年第2四半期以降は業績が改善する可能性がある。

Ooredoo

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