楽天、中国・遼寧省大連市に開発拠点を開設
- 2019年05月09日
- Rakuten-総合
Rakuten (楽天)は中国の遼寧省大連市に開発拠点を開設したと発表した。
グローバルな開発環境の拡充および技術分野の優秀な人材の確保を目指すという。
大連市の開発拠点は中国の首都・北京市で設立したRakuten China Development Center (楽天創研(北京)科技)の大連分公司が運営する。
なお、分公司は法人格がなく、支店に相当する扱いとなる。
Rakuten China Development Centerは中文の正式な商号が乐天创研(北京)科技有限公司で、Rakutenの完全子会社である。
旧商号は乐酷天(北京)网络科技有限公司で、2010年9月17日に設立された。
登録資本金は3億円で、登記上の本店所在地は北京市朝陽区内に設置している。
Rakuten China Development Centerの大連分公司は2019年3月12日に設立しており、所在地は遼寧省大連市大連高新技術産業園区滙賢園の大連アセンダスITパークである。
2019年5月時点で従業員数は25人となっている。
Rakuten China Development Centerの分公司は2015年3月16日に上海市普陀区で設立した上海分公司に次いで2ヶ所目となる。
大連市の開発拠点は中国における開発拠点の中心とする計画である。
すでに開設している北京市および上海市の開発拠点を集約するかたちで、大連市の開発拠点の規模を拡大する計画という。
大連市は技術関連の大学や先端技術企業が多く、技術的に優秀な技術者が豊富で、中国政府による支援体制も確立されている。
さらに、日本からのアクセスやオフィス環境なども考慮して、大連市に開発拠点を開設することを決定したと説明している。
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