エルシーブイが地域BWA高度化方式の無線局免許を取得、令和第1号
- 2019年05月10日
- Regional BWA
長野県のLCV Corporationは地域広帯域移動無線アクセス(以下、地域BWA)の高度化方式の無線局免許を取得したことが分かった。
総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)が電波利用ホームページに掲載した無線局免許状等情報から判明している。
LCV Corporationは2019年5月7日に地域BWAの高度化方式の無線局免許を取得した。
無線局免許の数は1局で、送受信所は長野県諏訪市となっている。
監視制御所が埼玉県さいたま市大宮区であるため、Wireless City Planning (WCP)のコア設備を利用することが分かる。
Wireless City Planningのコア設備を利用するため、通信方式はWireless City Planningと同様にAXGP方式を採用する。
なお、地域BWAは制度改正によって従来のWiMAX方式より高速な通信速度などを実現する地域BWAの高度化方式の導入が認められ、地域BWAの高度化方式としてLTE (TDD)方式と高い互換性を確保したAXGP方式またはWiMAX Release 2.1 Additional Elements方式(WiMAX R2.1 AE方式)を運用できる。
電波利用ホームページを参照すると、LCV Corporationが取得した無線局免許は令和に入って最初に免許の交付を受けた地域BWAの高度化方式の無線局免許となった。
無線局免許状等情報は免許の交付を管轄する総合通信局または総合通信事務所によって交付から反映までの時間差が異なるが、2019年5月7日は令和に入って最初の平日であり、LCV Corporationの無線局免許が令和第1号であることは確かと考えられる。
LCV Corporationは長野県諏訪市に本社を置く企業で、静岡県のTOKAI Holdings Corporationの連結子会社である。
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