インドではASUS ZenFone 6をASUS 6Zとして発売へ、ZenFoneの名称を使用禁止で
- 2019年06月10日
- Android関連
台湾のASUSTeK Computerのインド法人であるASUS Technologyはスマートフォン「ASUS ZenFone 6」の製品名を変更してインドで発売することが分かった。
ASUS Technologyはインドの電子商取引サイトであるFlipkartを通じてASUS ZenFone 6を発売する計画で、発売に先立ちASUS TechnologyおよびFlipkartは公式ウェブサイトを通じてASUS ZenFone 6を予告していた。
ASUS Technologyの公式ウェブサイトではASUS ZenFone 6のページが削除されたが、Flipkartでは内容が更新されており、製品名がASUS ZenFone 6からASUS 6Zに変更された。
そのため、インドではASUS ZenFone 6をASUS 6Zとして発売すると考えられる。
インドではZenFoneの商標権を巡る訴訟が提起されており、ZenとZen Mobileのブランドで携帯端末やそれに関連するアクセサリおよびサービスを展開するインドのTelecare Network IndiaがZenFoneの名称の使用停止を求めてASUS Technologyを相手取り訴訟を提起した。
デリー高等裁判所はTelecare Network Indiaの主張を認め、ASUS Technologyに対してZenやそれを含めた名称の携帯端末やそれに関連するアクセサリなどの販売や宣伝を禁じる暫定的な命令を下したことが分かっている。
暫定的な命令は2019年5月29日から8週間後に発効する予定で、2019年7月10日に開催される審問で命令が覆らない限り、ASUS Technologyはインド国内でZenFoneの名称を使用できなくなる。
命令が発効するまではZenFoneの名称を使えるが、先行き不透明な状況でインドではZenFoneの名称を外してASUS ZenFone 6を発売する模様である。
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