UAEのEtisalat、アブダビ国際空港の新ターミナルで5Gを整備
- 2019年06月28日
- 海外携帯電話
アラブ首長国連邦(UAE)の移動体通信事業者(MNO)でEtisalatブランドを展開するEmirates Telecommunications Corporationはアブダビ国際空港(AUH)の新ターミナルビルで第5世代移動通信システム(5G)を整備すると発表した。
Emirates Telecommunications Corporationはアブダビ国際空港の新ターミナルビルとなるミッドフィールド ターミナルビル(MTB)に屋内基地局を設置して5Gを整備するという。
ミッドフィールド ターミナルビルは建設中であり、運用の開始と同時にEmirates Telecommunications Corporationの5Gサービスを利用できるようになる見込み。
当初、ミッドフィールド ターミナルビルは2017年7月7日に運用を開始する計画としていたが、2019年初めに延期、さらに2019年第4四半期に延期と、運用の開始は2度にわたり延期されている。
屋内公園、飲食店など様々なカテゴリの店舗、エンターテインメント施設などを集約し、旅客が楽しめるような施設に仕上げるという。
なお、Emirates Telecommunications Corporationは中東および北アフリカ(MENA)で最初に5Gサービスを商用化した移動体通信事業者である。
5Gに対応した端末としては中国のHuawei Technologies (華為技術)製のHUAWEI Mate 20 X 5G、中国のGuangdong OPPO Mobile Telecommunications (OPPO広東移動通信)製のOPPO Reno 5G、中国のZTE (中興通訊)製のZTE Axon 10 Pro 5Gを用意する。
5Gの通信方式として標準化団体の3GPP (3rd Generation Partnership Project)で5Gの要求条件を満たすために規定されたNR方式を採用している。
周波数はサブ6GHz帯の3.5GHz帯を使用しており、NR Bandはn78となる。
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