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Galaxyスマホで2機種目のODM製品となるSM-A107F/DSを準備中、Galaxy A10sとして発表か



韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)製のLTE/W-CDMA/GSM端末「SM-A107F/DS」が2019年6月21日付けで連邦通信委員会(Federal Communications Commission:以下、FCC)を通過した。

FCC IDはZCASMA107F。

モバイルネットワークはLTE (FDD) 2600(B7)/850(B5) MHz, LTE (TDD) 2500(B41) MHz, W-CDMA 850(V) MHz, GSM 1900/850 MHzで認証を受けている。

Bluetoothや無線LANの周波数でも通過している。

無線LANの規格はIEEE 802.11b/g/nに対応しており、2.4GHz帯のみ利用できる。

SM-A107F/DSは未発表端末の型番である。

型番規則からSamsung Galaxy Aシリーズのエントリークラスのスマートフォンになると推測できる。

Samsung Galaxy A10sとして発表されるとの情報も出ている。

FCCではスペックなど一部の情報が公開されている。

通信方式はLTE (FDD) 2600(B7)/2100(B1)/ 1800(B3)/900(B8)/850(B5)/ 800(B20)/700(B28) MHz, LTE (TDD) 2600(B38)/2500(B41) MHz, W-CDMA 2100(I)/900(VIII)/850(V) MHz, GSM 1900/1800/900/850 MHzに対応する。

SIMカードはデュアルSIMを採用している。

電池パックの型番はSWD-WT-N6で、容量は3900mAhとなっている。

製造工場は中国の浙江省嘉興市南湖区に位置するJiaxing Yongrui Electron Technology (嘉興永瑞電子科技)と記載されている。

Jiaxing Yongrui Electron Technologyは中国のWingtech Technology (聞泰科技)の完全子会社であるWingtech Communication (聞泰通訊)の完全子会社で、Samsung Electronicsとは資本関係がない。

そのため、製造は外部委託となることが分かる。

Samsung Electronicsは基本的に自社開発のスマートフォンは自社工場で製造しているが、ODM製品は製造も外部委託となり、Jiaxing Yongrui Electron Technologyが開発や製造を担当したと思われる。

また、Samsung Electronicsの自社開発のスマートフォンは電池パックの型番がEB-Bから始まるが、電池パックの型番はSWD-WT-N6であり、Samsung Electronicsの型番規則とは異なることもODM製品であるためと考えられる。

型番の末尾がF/DSと国際向けのデュアルSIM版に該当し、ラベルにはSamsung Electronicsのアイルランド法人の所在地が記載されていることから、少なくとも欧州に投入する模様である。

Samsung Electronicsが展開するGalaxyシリーズのスマートフォンでは2018年第4四半期に中国で発売したSamsung Galaxy A6sが初のODM製品であり、Galaxyシリーズのスマートフォンとしては2機種目のODM製品となる見込み。

なお、Samsung Galaxy A6sもJiaxing Yongrui Electron Technologyが開発や製造を担当した。


FCC

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