中国向けZTE Axon 10 Pro 5GとなるA2020N2 ProがCCCを通過
- 2019年06月27日
- Android関連
中国のZTE (中興通訊)製のNR/LTE/W-CDMA/TD-SCDMA/CDMA2000/GSM端末「ZTE A2020N2 Pro」が2019年6月21日付けで中国強制認証(China Compulsory Certification:CCCまたは3C)の認証を通過した。
機器名称は5G数字移動電話机となり、第5世代移動通信システム(5G)のNR方式に対応すると分かる。
製造者はZTEと記載されているため、ZTEが保有する工場で製造される。
ZTE A2020N2 ProはZTE Axon 10 Pro 5Gの型番のひとつである。
ZTE Axon 10 Pro 5Gには複数の型番が存在するが、ZTE A2020N2 Proは中国向けZTE Axon 10 Pro 5Gの型番に該当する。
ZTE A2020N2 Proは2019年4月23日付けでも中国強制認証を通過しており、中国強制認証の通過は2度目となる。
1度目の認証では機器名称をTD-LTE数字移動電話机として通過していたが、2度目の認証では5G数字移動電話机として通過した。
中国では2019年4月23日時点で移動体通信事業者(MNO)に対して5Gの免許が交付されておらず、5G数字移動電話机として認証を受けられなかった模様である。
中国の政府機関で電気通信分野の規制を担う工業和信息化部(Ministry of Industry and Information Technology:MIIT)は中国のChina Mobile Communications Group (中国移動通信集団)、China United Network Communications Group (中国聯合網絡通信集団)、China Telecommunications (中国電信集団)、China Broadcasting Network (中国広播電視網絡)に対して2019年6月6日付けで5Gによる携帯通信事業を指す第五代数字蜂窩移動通信業務の免許を交付し、それに伴い中国強制認証でも5G数字移動電話机の認証業務を開始しており、ZTE A2020N2 Proは2度目の認証を5G数字移動電話机として通過することになった。
なお、5G数字移動電話机として中国強制認証を通過した端末は中国のHuawei Technologies (華為技術)製のHUAWEI Mate 20 X 5GであるEVR-AN00、HUAWEI Mate XであるTAH-AN00に次いで、ZTE A2020N2 Proが3機種目となる。
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