グアムと北マリアナ諸島のDOCOMO PACIFIC、7月にVoLTEを開始へ
- 2019年06月28日
- docomo-総合
NTT DOCOMOの完全子会社で米領グアムおよび米自治領北マリアナ諸島の移動体通信事業者(MNO)であるDOCOMO PACIFICはVoLTE (Voice over LTE)による音声通話サービスを2019年7月に商用化することが分かった。
DOCOMO PACIFICはVoLTEによる音声通話サービスを開始する準備を進めていると明らかにした。
VoLTEはLTEネットワーク上で音声通話を実現する技術で、高音質な音声通話、高速な発着信、音声通話中の高速なデータ通信などが期待できる。
DOCOMO PACIFICは2019年7月にVoLTEによる音声通話サービスを商用化する計画で、それに先立ちDOCOMO PACIFICの技術者は商用のLTEネットワークを通じたVoLTEによる発着信に成功したと案内している。
VoLTEによる音声通話サービスを開始する具体的な日時は改めて発表すると思われる。
米領グアムでは2019年6月19日にVoLTEによる発着信に成功し、2019年6月20日には米領グアムと米自治領北マリアナ諸島の間でVoLTEによる発着信に成功したという。
VoLTEによる音声通話サービスを利用するにあたり追加費用は発生せず、従来の音声通話サービスと同様の料金で利用できるとのことである。
これまで米領グアムおよび北マリアナ諸島でVoLTEによる音声通話サービスを商用化した移動体通信事業者はなく、DOCOMO PACIFICが米領グアムおよび北マリアナ諸島で最初にVoLTEによる音声通話サービスを導入する見通し。
なお、DOCOMO PACIFICの親会社であるNTT DOCOMOは2014年6月24日に日本の移動体通信事業者としては初めてVoLTEによる音声通話サービスを商用化した。
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