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中国向けにSamsung Galaxy S10 5Gを投入へ、実機を公開



韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)はスマートフォン「Samsung Galaxy S10 5G」を中国向けに投入することが分かった。

中国の上海市で開催されたMWC19 Shanghaiにおいて中国最大手の移動体通信事業者(MNO)であるChina Mobile Communications Group (中国移動通信集団)がSamsung Galaxy S10 5Gの実機を展示した。

型番を確認すると未発表のSM-G9770と確認できた。

型番の末尾が中国向けを示す0であり、中国向けのSamsung Galaxy S10 5Gと分かる。

2019年下半期に発売する予定で、さらなる具体的な時期は公表していないが、中国向けにSamsung Galaxy S10 5Gを準備していることが決定的となった。

MWC19 Shanghaiの会場ではChina Mobile Communications Groupが運用するNR方式に接続しており、少なくともNR Bandはn41に対応することが確認できた。

NR方式にはNR方式が単独で動作するスタンドアローン(SA)と、LTE方式と連携して動作するノンスタンドアローン(NSA)が規定されており、Samsung Galaxy S10 5Gではノンスタンドアローンのみ対応する。

ノンスタンドアローンではNR方式の利用にはアンカーバンドとなるLTE方式への常時接続が必要となり、LTE方式とNR方式のデュアルコネクティビティ(EN-DC)の実装によってNR方式に接続できる。

MWC19 Shanghaiの会場ではn41は100MHz幅で運用し、アンカーバンドとしてLTE方式のBand 3を利用しており、EN-DCの組み合わせはDC_3_n41と考えられる。

China Mobile Communications GroupはNR方式でn79も導入する計画であるが、まずはn41を先行して展開する方針である。

Samsung Galaxy S10 5Gは2019年4月5日に韓国で最初に発売されており、その後に米国、欧州、豪州など世界の一部の国で順次展開されている。

アジアでは韓国のみで販売していたが、中国もSamsung Galaxy S10 5Gを展開する国に加わる。

MWC19 Shanghaiの会場では中国の移動体通信事業者としてはChina Mobile Communications GroupおよびChina United Network Communications (中国聯合網絡通信:China Unicom/中国聯通)がSamsung Galaxy S10 5Gを展示しており、中国では少なくともChina Mobile Communications GroupおよびChina United Network CommunicationsがSamsung Galaxy S10 5Gを取り扱うと考えられる。

中国向けのSamsung Galaxy S10 5Gは正式な発表前で配備できる個体が少ないためか、China United Network CommunicationsはMWC19 Shanghaiの会場や一部の取扱店では米国の移動体通信事業者であるAT&T Mobility向けのSamsung Galaxy S10 5Gを参考展示している。



中国向けSamsung Galaxy S10 5Gの実機



NR方式に接続してServiceModeを起動

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