英国のO2 UK、10月に5Gを商用化
- 2019年07月28日
- 海外携帯電話
英国の移動体通信事業者(MNO)であるTelefonica UKは第5世代移動通信システム(5G)を2019年10月に商用化すると発表した。
2019年10月に英国およびイングランドの首都・ロンドン、スラウ、リーズ、エディンバラ、カーディフ、ベルファストで5Gサービスの提供を開始する予定である。
なお、エディンバラはスコットランドの首都、カーディフはウェールズの首都、ベルファストは北アイルランドの首都であり、英国を構成するすべてのカントリーの首都で同時に5Gサービスの提供を開始することになる。
5Gサービスを提供する都市は2019年末までに20都市を追加、さらに2020年夏までには23都市を追加する計画を示している。
5Gサービスに対応した端末としては、すでに取り扱いを表明している韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)製のSamsung Galaxy S10 5Gを発売するほか、2019年8月後半には中国のXiaomi Communications (小米通訊技術)製のXiaomi Mi MIX 3 5Gを発売することが決まっている。
Telefonica UKは英国の政府機関で電気通信分野などを管轄する通信庁(Office of Communications:Ofcom)が2018年3月下旬より実施した周波数オークションで5G向け周波数として3.5GHz帯の40MHz幅の取得に成功した。
5Gの通信方式は標準化団体の3GPP (3rd Generation Partnership Project)で5Gの要求条件を満たすために規定されたNR方式を採用し、NR Bandはn78に該当する。
なお、Telefonica UKはスペインのTelefonicaの完全子会社で、ブランド名をO2として展開している。
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