英MVNOのSky Mobile、5Gサービスを11月までに開始
- 2019年08月05日
- 海外携帯電話
英国のSkyは2019年11月に第5世代移動通信システム(5G)の提供を開始すると明らかにした。
Skyは仮想移動体通信事業者(MVNO)としてSky Mobileのサービス名で携帯通信事業を展開しており、2019年11月までに5Gサービスを開始する予定である。
英国の移動体通信事業者(MNO)であるTelefonica UKと携帯通信事業で協業しており、Telefonica UKのネットワークを使用する。
Telefonica UKは2019年10月に5Gサービスを商用化する予定で、Telefonica UKの5Gサービスの商用化からすぐにSkyも5Gサービスを提供することになる。
Skyの5Gサービスで使用する周波数および5GサービスのエリアはTelefonica UKの5Gサービスと共通である。
5Gの通信方式は標準化団体の3GPP (3rd Generation Partnership Project)で5Gの要求条件を満たすために規定されたNR方式を採用し、ノンスタンドアローン(NSA)を導入する。
周波数は3.5GHz帯で、NR Bandはn78となる。
まずは英国およびイングランドの首都・ロンドン、スラウ、リーズ、エディンバラ、カーディフ、ベルファストで5Gサービスを利用可能とする予定である。
Skyはすでに5Gサービスに対応したスマートフォンとして中国のHuawei Technologies (華為技術)製のHUAWEI Mate 20 X (5G)の販売を開始しており、韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)製のSamsung Galaxy S10 5Gも取り扱う計画を明らかにしている。
これまで、英国の移動体通信事業者を含めて複数の移動体通信事業者が5Gサービスを商用化したが、5Gサービスを提供する仮想移動体通信事業者はなく、Skyが初めて5Gサービスを開始する仮想移動体通信事業者となる可能性がある。
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