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台湾の中華電信が2019年Q2の業績を発表



台湾の移動体通信事業者(MNO)であるChunghwa Telecom (中華電信)は2019年第2四半期の業績を発表した。

2019年第2四半期の連結売上高は前年同期比6.6%減の501億800万台湾ドル(約1,710億円)、EBITDAは前年同期比4.6%減の191億600万台湾ドル(約652億円)、EBITDAマージンは前年同期比0.82ポイント増の38.13%、親会社の株主に帰属する当期純利益は前年同期比の13.1%減の85億6,900万台湾ドル(約292億円)となった。

前年同期比で減収減益を記録したことになる。

移動体通信関連事業の売上高は前年同期比11.0%減の228億9,600万台湾ドル(約781億円)である。

連結売上高のうち移動体通信関連事業は45.7%と半数近くを占めており、Chunghwa Telecomにとって移動体通信関連事業が最大の事業となっている。

端末の販売は増加したが、競争の激化および音声通話の需要の低下が続き、結果として移動体通信関連事業は減収となった。

2019年第2四半期末の事業データも公開されている。

移動体通信サービスの加入件数は前年同期比0.8%増の1,059万7,000件である。

加入件数は前年同期比では微増となったが、月単位では増減を繰り返しており、ほぼ飽和状態と考えられる。

2019年6月に限定した台湾ドル(NTD)ベースのARPU (1回線当たり月間平均収入)は前年同月比6.5%減の464台湾ドル(約1,601円)となった。

月単位では増減する場合もあるが、2018年と比較するとARPUは低下傾向になると見て取れる。

なお、Chunghwa Telecomは移動体通信サービスの加入件数を基準として台湾で最大の移動体通信事業者である。

Chunghwa Telecom

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