NTTドコモとauがGalaxy A10eを発売へ、SC-02MとSCV46はハード共通化
- 2019年09月10日
- docomo-SAMSUNG, KDDI-SAMSUNG
NTT DOCOMOとKDDIおよびOkinawa Cellular Telephone (沖縄セルラー電話)向けの韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)製のLTE/W-CDMA/GSM端末「SC-02M」および「SCV46」が2019年9月10日付けで連邦通信委員会(Federal Communications Commission:以下、FCC)を通過した。
FCC IDはA3LSMA102JPN。
モバイルネットワークはLTE (FDD) 850(B5)/800(B26)/700(B12/B17) MHz, LTE (TDD) 2500(B41) MHz, W-CDMA 850(V) MHz, GSM 1900/850 MHzで認証を受けている。
Bluetooth、無線LAN、NFC、FMラジオの周波数でも通過している。
無線LANの規格はIEEE 802.11a/b/g/n/acに対応し、2.4GHz帯に加えて5GHz帯も利用できる。
SC-02MおよびSCV46は未発表端末の型番である。
型番規則からSC-02MはNTT DOCOMO向け、SCV46はKDDIおよびOkinawa Cellular Telephone向けと分かる。
FCC IDがA3LSMA102JPNであるため、いずれもSamsung Galaxy A10eに該当すると考えられる。
したがって、SC-02MはNTT DOCOMO向けのSamsung Galaxy A10e、SCV46はKDDIおよびOkinawa Cellular Telephone向けのSamsung Galaxy A10eとなる見込み。
2019年秋に低価格帯のスマートフォンとして発売されると思われる。
FCCではSC-02MとSCV46が同一端末として認証を受けていることから、SC-02MとSCV46はハードウェアが共通化されていることも分かる。
通信方式はLTE (FDD) 2100(B1)/1800(B3)/850(B5)/ 800(B18/B19/B26)/700(B12/B17) MHz, W-CDMA 2100(I)/850(V)/800(VI/XIX) MHz, GSM 1900/1800/900/850 MHzに対応する。
ただ、複数の型番のハードウェアが共通化されてもソフトウェアの制御によって対応周波数が異なる可能性があり、他社では実際にそのような事例がある。
Samsung Electronicsの完全子会社でベトナムのSamsung Electronics Viet Namがベトナムのタイグエン省で保有する工場において製造される。
電池パックの型番はEB-BA202ABUで、容量は3000mAhとなっている。
ラベルは電磁的表示を採用しており、FCCではラベルを表示したスクリーンショットとラベルの表示方法が公開されている。
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