Samsung Galaxy A20sはGalaxyスマホで3機種目のODM製品に
- 2019年09月25日
- Android関連
韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)が発表したスマートフォン「Samsung Galaxy A20s」はODM製品であることが分かった。
米国の政府機関である連邦通信委員会(Federal Communications Commission:以下、FCC)で公開された情報から判明している。
Samsung Galaxy A20sの複数の型番がFCCの認証を通過しており、いずれもFCCで公開された資料から中国のJiaxing Yongrui Electron Technology (嘉興永瑞電子科技)が製造したことが確定した。
Jiaxing Yongrui Electron Technologyが中国の浙江省嘉興市南湖区で保有する工場で製造される。
Jiaxing Yongrui Electron Technologyは中国のWingtech Technology (聞泰科技)の完全子会社であるWingtech Communication (聞泰通訊)の完全子会社で、Wingtech TechnologyとSamsung Electronicsの間に資本関係はない。
Samsung Electronicsは基本的に自社開発のスマートフォンおよびタブレットは子会社も含めた自社工場で製造を行うが、ODM製品は開発も製造も外部委託となる。
そのため、Samsung Galaxy A20sはWingtech Technologyとその完全子会社に開発や製造を委託したODM製品と考えられる。
Samsung Electronicsは中低価格帯のスマートフォンを中心として、2018年第4四半期より開発や製造を外部委託したGalaxyシリーズのスマートフォンの販売を開始している。
Samsung Galaxy A20sはGalaxyシリーズのスマートフォンのODM製品としては中国で発売したSamsung Galaxy A6s、グローバルで発売したSamsung Galaxy A10sに次いで3機種目となる。
また、GalaxyシリーズのタブレットではSamsung Galaxy Tab A (8.0”, 2019)がODM製品であるため、GalaxyシリーズのスマートフォンおよびタブレットとしてはSamsung Galaxy A20sは4機種目のODM製品である。
Samsung Galaxy A20sのみならず、これまでに発表されたGalaxyシリーズのスマートフォンおよびタブレットのODM製品はいずれもWingtech Technologyとその完全子会社が開発および製造を行う。
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