阪神ケーブルエンジニアリングのコア設備を利用する地域BWA事業者間のローミングを開始
- 2019年10月01日
- Regional BWA
Hanshin Electric Railway (阪神電気鉄道)の完全子会社であるHanshin Cable Engineering (阪神ケーブルエンジニアリング)は地域広帯域移動無線アクセスシステム(以下、地域BWA)の制度を利用した地域限定型の高速無線通信サービスにおいて、2019年10月1日よりローミングサービスの提供を開始すると発表した。
Hanshin Cable Engineeringを含めて、同社のコア設備に接続する47の事業者間で相互にローミングサービスの提供を開始する。
ローミングサービスを提供することで、利用できるエリアの大幅な拡大および利便性の向上が期待できる。
Hanshin Cable Engineeringのほかローミングサービスの対象となる事業者はICC Corporation、Cable Networks AKITA (秋田ケーブルテレビ)、Iida Cable Television (飯田ケーブルテレビ)、Igaueno Cable Television (伊賀上野ケーブルテレビ)、InaCATV (伊那ケーブルテレビジョン)、Imizu Cable Network (射水ケーブルネットワーク)、Iruma CATV (入間ケーブルテレビ)、Information Network Community、Ueda Cable Vision Corporation (上田ケーブルビジョン)、NCT、EHIME CATV (愛媛CATV)、OBIHIRO CITY CABLE (帯広シティーケーブル)、Kaga Cable (加賀ケーブル)、Kanazawa Cable (金沢ケーブル)、Goolight、Kvision、CableTV、Cable Television TOYAMA (ケーブルテレビ富山)、CableNet Suzuka (ケーブルネット鈴鹿)、Sun-in Cable Vision (山陰ケーブルビジョン)、CTY、SHIKOKU CHUO TV (四国中央テレビ)、CITY-CABLE SHUNAN (シティーケーブル周南)、JOETSU CABLE VISION (上越ケーブルビジョン)、ZTV、TAMA CABLE NETWORK (多摩ケーブルネットワーク)、Chukai Cable Television System Operator (中海テレビ放送)、Chupicom Onomichi、Chupicom Hiroshima、Chupicom Fureai、TOKAI Cable Network、TOTTORI TELETOPIA (鳥取テレトピア)、Tonami Satellite Communications Television (となみ衛星通信テレビ)、Niikawa Information Center (新川インフォメーションセンター)、Nihonkai Cable Network (日本海ケーブルネットワーク)、Heart Network、Hamamatsu Cable Television (浜松ケーブルテレビ)、BAN-BAN Networks、Higashimatsuyama Cable Television (東松山ケーブルテレビ)、Hinoki、HIRATA CATV、Bay Communications、Matusaka CATV Station (松阪ケーブルテレビ・ステーション)、Micsnetwork Corporation、Yuzunosato Cable Television (ゆずの里ケーブルテレビ)、Reinan Cablenetwork (嶺南ケーブルネットワーク)である。
なお、TAMA CABLE NETWORKおよびTOKAI Cable Networkは2019年10月中旬以降に開始する予定である。
地域BWAは制度改正によって従来のWiMAX方式より高速な通信速度などを実現する地域BWAの高度化方式の導入が認められた。
地域BWAの高度化方式としてLTE (TDD)方式と高い互換性を確保したAXGP方式またはWiMAX Release 2.1 Additional Elements方式(WiMAX R2.1 AE方式)を運用可能で、事実上のLTE (TDD)方式のBand 41となる。
Hanshin Cable Engineeringのコア設備に接続する事業者はすべてAXGP方式を採用している。
スポンサーリンク
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。