楽天モバイルの屋内向けスモールセル、京都市内で設置を確認
- 2019年12月13日
- Rakuten-総合, Report
Rakuten Mobile (楽天モバイル)は京都府京都市内で屋内向けスモールセルを設置したことを確認した。
Rakuten Mobileは移動体通信事業者(MNO)としての正式な商用化に向けて、基地局の整備を進めている。
屋内ではスモールセルを展開してカバレッジを確保する計画である。
一部の楽天モバイルショップなどからスモールセルを順次設置している模様で、実際に京都市中京区に位置する楽天モバイル京都 新京極通り店の天井にスモールセルが設置されたことを確認できた。
楽天モバイル京都 新京極通り店に設置されたスモールセルはLTEと無線LANの両方に対応する。
ベンダは台湾のSercomm Corporation (中磊電子)であり、Rakuten MobileとSercomm Corporationが共同で開発したという。
2019年12月12日時点では楽天モバイル京都 新京極通り店に設置されたスモールセルはLTEと無線LANともに電波は発射していなかったが、近いうちに電波の発射を開始する可能性がある。
Rakuten Mobileはすでに楽天モバイル京都 新京極通り店付近に屋外基地局を設置しており、20MHz幅*2の帯域幅でLTEの電波を発射している。
楽天モバイル京都 新京極通り店から直線距離で約60mの場所に位置する施設の壁面に屋外基地局が設置されたことを確認しており、そこから発射する電波で楽天モバイル京都 新京極通り店の店内もカバーする。
総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)が運営する電波利用ホームページで2019年12月12日までに反映された情報によると、Rakuten Mobileの20MHz幅*2で電波を発射できる無線局免許は中京区内では2019年9月18日付けで1局の無線局免許が交付されており、これが楽天モバイル京都 新京極通り店付近の屋外基地局と思われる。
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