docomo向け夏モデルF-09CがFCC通過、端末背面図を公開!!

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NTT docomo向けのFujitsu製W-CDMA/GSM端末「F-09C」が2011/03/30付けでFCCを通過した。
FCCIDはVQK-F09C。
F-09CはFCCを下記の周波数で通過している。
826.4～846.6MHz：W-CDMA 850 MHz
1850.2～1909.8MHz：GSM 1900 MHz
2402.0～2480.0MHz：Bluetooth
2412.0～2462.0MHz：Wireless LAN
13.56MHz：RFID
モバイルネットワークはW-CDMA 850 MHz, GSM 1900 MHzで通過している。
FCCで通過しているモバイルネットワークの周波数以外は、W-CDMA 2100/1700(Band IX)/800(Bnad VI/XIX) MHz, GSM 1800/900 MHzに対応すると記載されている。
Bluetoothや無線LANやFeliCaの周波数でも通過している。
F-09CはBluetoothや無線LANやFeliCaに対応していることも分かる。
無線LANはIEEE 802.11 b/gに対応している。
その他、FMトランスミッタにも対応するようである。
FCCの資料中には“slider off”や“slide on”という記載がみられるので、スライド式の端末であると推測出来る。
電池パックはリチウムイオン電池で型番はF18となっている。
F18の電池容量は960mAhである。
F-01Cと同じ電池パックを採用していることになる。
FCCでは端末背面とラベルの図が公開されている。
F-09CはTELECを既に通過している。
TELECではW-CDMA 2100/1700(Band IX)/800(Band VI/XIX) MHzやBluetooth及び無線LANに対応していることが判明していた。
対応周波数等よりF-09Cはメーカー型番がFMP85-SALVADORの端末に該当すると思われる。
FMP85-SALVADORはBluetooth認証を通過しており、Bluetooth 2.1+EDRに対応していることが分かっている。
F-09Cはハイエンドのフィーチャーフォンになると思われる。
FujitsuはNTT dcoomoの夏商戦向けに複数のスマートフォンやタブレット型端末を投入する予定である。
タブレットはLTEやデュアルバンド無線LAN(IEEE 802.11 a/b/g/n)に対応しており、スペック的にも魅力的な端末になりそうである。
夏モデルの発表会を楽しみにしておきたいところである。


・FCC (Fujitsu F-09C)
https://fjallfoss.fcc.gov/oetcf/eas/reports/ViewExhibitReport.cfm?mode=Exhibits&RequestTimeout=500&calledFromFrame=N&application_id=792598&fcc_id=’VQK-F09C’