日本向けにSony Xperia 5をSIMフリーで投入か、J9260が技適通過
- 2020年01月10日
- Android関連
総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)の技術基準適合証明または工事設計認証を通過した機器の情報が更新された。
Sony Mobile Communications製のLTE/W-CDMA/GSM端末「J9260」が2019年8月13日付けでDSP Researchの認証を通過したことが分かった。
工事設計認証番号は003-190139。
モバイルネットワークはLTE (FDD) 2100(B1)/1800(B3)/900(B8)/ 800(B19/B26)/700(B28) MHz, LTE (TDD) 2500(B41) MHz, W-CDMA 2100(I)/900(VIII)/800(VI/XIX) MHzで認証を受けている。
Bluetoothおよび無線LANの周波数でも認証を通過している。
無線LANの周波数は2.4GHz帯および5GHz帯で認証を受けており、対応する規格はIEEE 802.11a/b/g/n/acとなる。
J9260は未発表端末の型番である。
J92xxはSony Xperia 5の型番のひとつにあたるため、J9260もSony Xperia 5となる可能性が高い。
NTT DOCOMO向けのXperia 5 SO-01M、KDDIおよびOkinawa Cellular Telephone (沖縄セルラー電話)向けのXperia 5 SOV41、SoftBank向けのXperia 5 (901SO)より後に通過しているため、これらのメーカー型番や試作機ではないと考えられる。
日本の認証を通過したことから、NTT DOCOMO、KDDIおよびOkinawa Cellular Telephone、SoftBank以外の販路を通じて日本で展開すると思われる。
Sony Mobile CommunicationsはSony Xperia 1のJ9110をベースとしたJ9150をSony Xperia 1 Professional Editionとして日本向けにSIMロックフリーで投入した実績がある。
そのため、J9260はSony Xperia 5のJ9210をベースとしてSIMロックフリーで展開する可能性が考えられる。
なお、認証業務を実施したDSP Researchは技術基準適合証明の事業を行う者として、総務大臣の登録を受けた登録証明機関である。
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