NTTドコモが5G導入で新型番規則に、約11年半ぶりに変更
- 2020年03月18日
- docomo-総合
NTT DOCOMOは型番規則を変更した。
第5世代移動通信システム(5G)のNR方式に準拠した5Gの提供に合わせて、新たな型番規則を導入することになった。
NTT DOCOMOは2008年秋より従来の型番規則を運用してきた。
従来の型番規則はメーカー略号/ハイフン(-)/数字2桁/アルファベットで構成し、数字2桁は01から開始して末尾のアルファベットの変更時にリセット、末尾のアルファベットはAから降順で秋に順送りとなる。
例えば、2008年秋のF-01AやSH-01Aなどの型番から始まり、2019年秋にはSH-02MやSO-01Mなどの型番が付与されている。
しかし、2020年春からは型番規則を変更しており、5GのNR方式に対応した機種はF-51A、L-51A、SC-51A、SC-52A、SH-51A、SH-52A、SO-51Aと数字が51から始まる型番となり、NR方式に非対応で第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式に対応した機種はF-41A、d-41A、L-41A、SC-41A、SO-41Aと数字が41から始まる型番となった。
また、末尾のアルファベットはAにリセットされた。
新たな型番規則でもメーカー略号/ハイフン(-)/数字2桁/アルファベットの構成は変わらず、従来の型番規則をやや踏襲していると言える。
ただ、型番の数字部分は5Gの機種が51から、4Gの機種が41から始まり、通信世代が型番に反映されているため、型番のみで5Gの機種と4Gの機種を判別できるようになっている。
第3世代移動通信システム(3G)のW-CDMA方式は2026年3月31日に終了することが決定しているため、型番の数字部分が31から始まる3Gの機種は登場しないと思われる。
長期にわたり従来の型番規則を運用してきたが、5Gの提供に合わせて約11年半ぶりに型番規則を変更したことになる。
なお、NTT DOCOMOは2020年3月25日に5Gを商用化する。
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