KDDIと沖縄セルラー電話、au 5Gを3月26日に商用化

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auを展開するKDDIおよびOkinawa Cellular Telephone (沖縄セルラー電話)は2020年3月26日にau 5Gを商用化すると発表した。

au 5Gは標準化団体の3GPP (3rd Generation Partnership Project)で第5世代移動通信システム(5G)の要求条件を満たすために規定されたNR方式に準拠したサービスである。

auの携帯電話サービスにおいて、大安の2020年3月26日よりau 5Gの提供を開始する。

対象の料金プランに加入することで、au 5Gに対応したスマートフォンでau 5Gを利用できる。

au 5Gに対応した料金プランはデータMAX 5G ALL STARパック、データMAX 5G Netflixパック、データMAX 5G、ピタットプラン 5Gを用意している。

月間データ通信容量はピタットプラン 5Gが1GB、4GB、7GBの3段階で、ほかは無制限となっている。

au 5Gの商用化に合わせて2020年3月26日よりau 5Gに対応したスマートフォンを順次発売する。

KDDIおよびOkinawa Cellular Telephoneは地域ごとに連携する1の者として、総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications：MIC)より5G向け周波数としてサブ6GHz帯の3.7GHz帯とミリ波(mmWave)の28GHz帯の割当を受けた。

帯域幅は3.7GHz帯が隣接しない100MHz幅と100MHz幅の合計200MHz幅、28GHz帯が400MHz幅となり、NR Bandは3.7GHz帯の低い100MHz幅がFR1のn78、高い100MHz幅がFR1のn77、28GHz帯がFR2のn257となる。

au 5Gの商用化当初は3.7GHz帯の低い100MHz幅を使用するため、NR Bandはn78のみ導入する。

総務省に提出した開設計画では3.7GHz帯および28GHz帯いずれも2020年3月よりNR方式に準拠したサービスの提供を開始すると定めていたが、まずは3.7GHz帯のみを使用するため、28GHz帯は開設計画より遅れる。

なお、KDDIおよびOkinawa Cellular Telephoneは2012年9月21日に第4世代移動通信システム(4G)を導入しており、2012年9月21日より4GのLTE方式に準拠したau 4G LTEを提供している。

そのため、KDDIおよびOkinawa Cellular Telephoneとしては約7年半ぶりに新世代の通信方式に準拠したサービスを商用化することになる。

au