KDDIと沖縄セルラー電話がau 5Gの提供エリアを公開、当初は限定的に
- 2020年03月23日
- KDDI-総合
auを展開するKDDIおよびOkinawa Cellular Telephone (沖縄セルラー電話)はau 5Gの提供エリアを公開した。
au 5Gは第5世代移動通信システム(5G)のNR方式に準拠した5Gサービスである。
2020年3月26日にau 5Gを商用化する予定で、商用化に先立ちauの公式ウェブサイトを通じてau 5Gの提供エリアを公開している。
サービスエリアマップでは2020年3月23日時点の計画における2020年4月末予定と2020年夏以降予定のau 5Gの提供エリアが示されている。
また、サービスエリアマップのほかにau 5Gを利用できる住所一覧も掲載されており、2020年3月23日時点の計画における2020年3月末予定のau 5Gの提供エリアとなっている。
2020年4月末予定または2020年3月末予定のau 5Gの提供エリアが示されていることから、au 5Gを商用化する2020年3月26日時点では利用できない場合もあるという。
筆者が拠点とする近畿地方では2020年3月末予定のau 5Gの提供エリアは大阪府大阪市内のみとなり、JR大阪環状線に沿ってNR方式の基地局を開設する模様である。
2020年夏以降には滋賀県、京都府、奈良県、兵庫県、和歌山県でも1局以上はNR方式の基地局を開設する模様であるが、それでもau 5Gの提供エリアは限定的となる見込み。
auの公式ウェブサイトでも当初のau 5Gの提供エリアは限定的であるため、第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式に準拠したau 4G LTEの利用が中心となることから、事前にau 5Gの提供エリアを十分に確認したうえで契約するよう案内している。
なお、沖縄県以外ではKDDIが整備を行い、沖縄県ではKDDIの連結子会社であるOkinawa Cellular Telephoneが整備を行う。
KDDIおよびOkinawa Cellular Telephoneは地域ごとに連携する1の者として総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)よりNR方式向け周波数の割当を受けている。
au 5Gではサブ6GHz帯の3.7GHz帯およびミリ波(mmWave)の28GHz帯を使用するが、まずは3.7GHz帯のみを使用することが分かっている。
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