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中國移動香港、4月1日に5Gサービスを商用化



中国のChina Mobile Communications Group (中国移動通信集団)の子会社で香港特別行政区の移動体通信事業者(MNO)であるChina Mobile Hong Kong (中國移動香港:CMHK)は第5世代移動通信システム(5G)を2020年4月1日に商用化すると発表した。

China Mobile Hong Kongは2020年4月1日より5Gサービスの提供を開始する。

5Gサービスの料金プランはポストペイドプランで用意しており、体験プランを除くと月額料金が438香港ドル(約6,100円)で月間データ通信容量が100GB、538香港ドル(約7,500円)で200GB、638香港ドル(約8,900円)で300GBの3種類から選べる。

24ヶ月の定期契約に加入すると、割引が適用されてそれぞれ298香港ドル(約4,100円)、398香港ドル(約5,500円)、498香港ドル(約6,900円)となる。

いずれも所定の月間データ通信容量を超過すると通信速度は5Mbpsに抑えられ、30香港ドルで5GBを追加することも可能である。

また、香港特別行政区内の音声通話およびChina Mobile Hong Kongの電話番号宛のSMSは無制限に利用できる。

体験プランは月額料金が338香港ドル(約4,700円)で、月間データ通信容量が30GBとなるが、24ヶ月の定期契約に加入すると198香港ドル(約2,800円)で使える。

所定の月間データ通信容量を超過すると通信速度は1Mbpsとなるが、データ通信容量の追加、音声通話およびSMSなどの条件はほかのプランと共通である。

China Mobile Hong Kongは5G向け周波数としてサブ6GHz帯の3.5GHz帯および4.5GHz帯、ミリ波(mmWave)の28GHz帯を取得している。

帯域幅は屋内と屋外で利用できる3.5GHz帯が60MHz幅、屋内専用の3.5GHz帯が20MHz幅、屋内と屋外で利用できる4.5GHz帯が40MHz幅、屋内と屋外で利用できる28GHz帯が400MHz幅となるが、3.5GHz帯の制限ゾーンでは屋外で利用できる3.5GHz帯も屋外では利用できない。

5Gの通信方式としてNR方式を導入し、NR Bandは3.5GHz帯がFR1のn78、4.5GHz帯がFR1のn79、28GHz帯がFR2のn257となるが、商用化の当初はn78とn79のみ運用する。

なお、NR Bandの組み合わせは2020年3月25日に5Gを商用化したNTT DOCOMOと共通である。

China Mobile Hong Kong

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