NTTドコモ向け5GスマホLG V60 ThinQ 5G L-51Aが技適通過、800MHz帯の3Gは非対応
- 2020年04月10日
- docomo-LG
総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)の技術基準適合証明や工事設計認証などを通過した機器の情報が更新された。
NTT DOCOMO向けの韓国のLG Electronics製のNR/LTE/W-CDMA/GSM端末「L-51A」が2020年2月13日付けでTelecom Engineering Center (TELEC)の認証を通過したことが分かった。
工事設計認証番号は001-A16288。
モバイルネットワークはNR (TDD) 4500(n79)/3500(n78) MHz, LTE (FDD) 2100(B1)/1800(B3)/ 1500(B21)/800(B19) MHz, LTE (TDD) 3500(B42) MHz, W-CDMA 2100(I) MHzで認証を受けている。
Bluetoothおよび無線LANの周波数でも通過している。
無線LANは2.4GHz帯に加えて5GHz帯の利用も可能で、規格はIEEE 802.11a/b/g/n/ac/axに対応する。
L-51AはNTT DOCOMOよりLG V60 ThinQ 5G L-51Aとして発表されている。
NTT DOCOMOが提供する第5世代移動通信システム(5G)のNR方式に準拠した5Gに対応したスマートフォンである。
NR方式の周波数範囲はNR (TDD) 4500(n79) MHzが4500~4600MHz、NR (TDD) 3500(n78) MHzが3600~3700MHzで通過しており、NTT DOCOMOが割当を受けた周波数範囲のみで認証を受けたことになる。
また、LG V60 ThinQ 5G L-51AはNTT DOCOMOが提供する第3世代移動通信システム(3G)のW-CDMA方式に準拠したFOMAに非対応となるため、W-CDMA 800(VI/XIX) MHzでは認証を受けていないことも分かる。
NTT DOCOMOは2020年4月下旬以降にLG V60 ThinQ 5G L-51Aの販売を開始することが決まっている。
なお、認証業務を実施したTelecom Engineering Centerは技術基準適合証明の事業を行う者として、総務大臣の登録を受けた登録証明機関である。
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