Apple iPhone SE (第2世代)はLTE Cat.16で下り最大1Gbpsか
- 2020年04月16日
- Apple関連
米国のAppleはスマートフォン「Apple iPhone SE (第2世代)」を公開した。
Apple iPhone SE (第2世代)は第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式に対応しており、LTE方式の通信速度に関してはギガビット級LTEと案内している。
Appleは下り最大1Gbpsから下り最大1.6Gbpsをギガビット級LTEと案内しているため、Apple iPhone SE (第2世代)のLTE Categoryを推測してみた。
Appleの公式ウェブサイトには2×2 MIMOに対応すると記載されているため、4×4 MIMOには非対応と明確に分かる。
また、Appleが公開した初代のApple iPhone SEであるApple iPhone SE (第1世代)と比較できるページではモバイルデータ通信接続は最大で6.5倍も高速と案内している。
Apple iPhone SE (第1世代)はLTE UE Category 4に対応しており、通信速度は下り最大150Mbpsとなるため、それを6.5倍にすると975Mbpsとなる。
定義されているLTE Categoryのうち975Mbpsに最も近い数値はLTE DL Category 16の下り最大1Gbpsとなるため、Apple iPhone SE (第2世代)はLTE DL Category 16の能力を有すると思われる。
4×4 MIMOには非対応であるため、すべての搬送波がLTE (FDD)方式で帯域幅が20MHz幅であることを前提として、キャリアアグリゲーション(CA)を高度化した5コンポーネント・キャリア・キャリアアグリゲーション(5CC CA)、すべての搬送波で256QAMおよび2×2 MIMOを適用すると通信速度は下り最大1Gbpsに達する。
移動体通信事業者(MNO)によって運用する帯域幅や実装する技術が異なるため、Apple iPhone SE (第2世代)が有する能力から各移動体通信事業者のLTE方式における通信速度を計算できる。
スポンサーリンク
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。