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NTTドコモ向けスマホLG V60 ThinQ 5G L-51AはFOMA非対応に



NTT DOCOMOが発売する韓国のLG Electronics製のスマートフォン「LG V60 ThinQ 5G L-51A」はFOMAに非対応となることが確定した。

LG V60 ThinQ 5G L-51Aの発売日が2020年5月11日に決定し、それに伴いLG V60 ThinQ 5G L-51Aの詳細なスペックが公開された。

FOMA、FOMA (プラスエリア)、FOMA (新800M)の項目はすべて非対応と示しており、NTT DOCOMOが提供する第3世代移動通信システム(3G)のW-CDMA方式に準拠したFOMAには完全に非対応となることが分かる。

なお、FOMAはW-CDMA 2100(I) MHz、FOMA (プラスエリア)はW-CDMA 800(VI) MHz、FOMA (新800M)はW-CDMA 800(XIX) MHzを指す。

通信方式はNR (TDD) 4500(n79)/3500(n78) MHz, LTE (FDD) 2600(B7)/2100(B1)/1800(B3)/ 1700(B4)/1500(B21)/850(B5)/ 800(B19)/700(B12/B13) MHz, LTE (TDD) 3500(B42)/2600(B38)/2500(B41)/ 2300(B40)/1900(B39) MHz, W-CDMA 2100(I)/850(V) MHz, GSM 1900/1800/900/850 MHzに対応する。

制限事項としてLTE (TDD) 2500(B41) MHzは中国のみ使用が可能で、W-CDMA 2100(I) MHzは国際ローミングで使用が可能と案内するほか、LTE (TDD) 3500(B42) MHzの使用は日本国内のみに限られる。

NTT DOCOMOはFOMAでW-CDMA 2100(I) MHzを運用しており、LG V60 ThinQ 5G L-51AもハードウェアとしてはW-CDMA 2100(I) MHzに対応するが、W-CDMA 2100(I) MHzは国際ローミングで使用する目的で対応するため、FOMAでは使用できないことになる。

世界的にみてもNTT DOCOMOのみが運用するW-CDMA 800(VI/XIX) MHzはハードウェアが対応していない。

総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)が運用する電波利用ホームページを参照すると、電波法に基づくTelecom Engineering Center (TELEC)による工事設計認証ではW-CDMA 2100(I) MHzでも認証を受けているため、SIMロックを解除して日本のほかの通信事業者のSIMカードを装着すると日本国内でもW-CDMA 2100(I) MHzを使用できる可能性はある。


総務省 電波利用ホームページ

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