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オプテージ、ローカル5G環境を整備したOPTAGE 5G LABを開設



OPTAGEはローカル5Gの周波数を用いた実験試験局を設置したオープンラボとしてOPTAGE 5G LABを2020年6月17日に開設したと発表した。

OPTAGE 5G LABはOPTAGEの本社が入り、大阪府大阪市中央区に所在するオプテージビルの3階および21階に開設したという。

OPTAGE 5G LABでは実際に稼働する5G用の無線基地局や5Gに対応した端末を展示している。

なお、5Gに対応した端末はモバイル無線LANルータとなる。

5Gの特徴である高速および大容量や低遅延の通信を体験できるほか、顧客とローカル5Gの実証実験を行える環境を提供する。

オプテージビルの3階では受け付けスペースに5G用の無線基地局と5Gに対応した端末を展示しており、顧客など訪問者は待ち合わせの間など自由に見学できる。

また、オプテージビルの21階では事前予約による見学会を受け付けており、ローカル5Gに関する顧客の疑問や課題に応えるという。

見学会の事前予約はOPTAGEの公式ウェブサイトを通じて2020年7月上旬より受け付けを開始する予定で、具体的な日程は明らかにしていない。

OPTAGEによるとローカル5Gのオープンラボは西日本で初めて開設しており、ローカル5Gの環境は28GHz帯と2.5GHz帯の周波数を用いた無線基地局で構成したと案内している。

総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)が運用する電波利用ホームページでOPTAGEが取得した実験試験局を参照すると、28GHz帯は28200~28300MHzの100MHz幅、2.5GHz帯は2575~2595MHzの20MHz幅で運用する模様である。

28200~28300MHzはローカル5G向けの周波数で、2575~2595MHzは地域広帯域移動無線アクセス(以下、地域BWA)や自営広帯域移動無線アクセスシステム(以下、自営BWA)向けの周波数となる。

地域BWAや自営BWAの周波数ではLTE方式と高い互換性を確保した通信方式の導入が認められており、事実上のLTE方式と言える。

ローカル5Gの導入当初は通信方式がNR方式のノンスタンドアローン(NSA)構成となるため、LTE方式と連携して動作するNSA構成ではアンカーバンドとして機能するLTE方式への常時接続が必要である。

OPTAGEが整備したローカル5Gの環境は地域BWAまたは自営BWAの周波数でLTE方式を運用してアンカーバンドとして使用することが分かる。

OPTAGE

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