台湾向けにSHARP AQUOS R5G (SH-R50)を発表、価格は約13万円
- 2020年07月02日
- Android関連
台湾のHon Hai Precision Industry (鴻海精密工業)の子会社であるSHARPの台湾法人のSharp (Taiwan) Electronics (台湾夏普)はNR/LTE/W-CDMA/GSM端末「SHARP AQUOS R5G (SH-R50)」を台湾向けに発表した。
第5世代移動通信システム(5G)のNR方式に対応したスマートフォンである。
OSにはAndroid 10を採用している。
チップセットは64bit対応のQualcomm Snapdragon 865 5G Mobile Platformを搭載する。
CPUはオクタコアで動作周波数は最大2.8GHzとなっている。
ディスプレイは約6.5インチWQHD+(1440*3168)Pro IGZO液晶である。
カメラはリアに広角レンズの約1220万画素CMOSイメージセンサ、超広角レンズの約4800万画素CMOSイメージセンサ、望遠レンズの約1220万画素CMOSイメージセンサ、ToFカメラで構成されるクアッドカメラ、フロントに広角レンズの約1640万画素CMOSイメージセンサを備える。
通信方式はNR (FR1, FDD) 2100(n1)/1800(n3)/700(n28) MHz, NR (FR1, TDD) 3500(n78) MHz, LTE (FDD) 2600(B7)/2100(B1)/1900(B2)/ 1800(B3)/1700(B4)/900(B8)/ 850(B5)/700(B12/B17) MHz, LTE (TDD) 2600(B38)/2500(B41)/ 2300(B40)/1900(B39) MHz, W-CDMA 2100(I)/1900(II)/ 900(VIII)/850(V) MHz, GSM 1900/1800/900/850 MHzに対応している。
NR方式とLTE方式の同時通信を行うE-UTRA-NRデュアルコネクティビティ(EN-DC)を適用時の下りの通信速度は2Gbps超に達する。
LTEネットワーク上で音声通話を実現するVoLTE (Voice over LTE)を利用できる。
SIMカードはシングルSIMで、サイズはNano SIM (4FF)サイズとなる。
Bluetooth 5.1、無線LAN IEEE 802.11a/b/g/n/ac/ax (2.4GHz/5GHz)、NFCにも対応する。
システムメモリの容量は12GBで、内蔵ストレージの容量は256GBである。
外部メモリの利用を可能としており、microSDカードスロットを搭載している。
IPX5やIPX8に準拠した防水性能やIP6Xに準拠した防塵性能を有する。
電池パックは内蔵式で、容量は3730mAhとなっている。
充電端子は表裏の区別が不要なUSB Type-Cとなる。
生体認証は顔認証および指紋認証を利用できる。
カラーバリエーションは炫光黒と極光白の2色から選べる。
台湾では2020年7月6日に発売する予定で、SHARPの子会社で台湾の携帯電話小売業者のAurora Telecom (震旦電信)を通じて販売するほか、台湾の移動体通信事業者(MNO)としてはFar EasTone Telecommunications (遠傳電信:FET)が取り扱う。
価格は34,990台湾ドル(約128,000円)である。
SHARPとしては台湾では初めて5Gに対応したスマートフォンを発売することになる。
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