ソフトバンク向けスマホOPPO Reno3 5G (A001OP)、5G通信速度が確定
- 2020年07月16日
- SoftBank-OPPO
SoftBankは中国のGuangdong OPPO Mobile Telecommunications (OPPO広東移動通信)製のスマートフォン「OPPO Reno3 5G (A001OP)」のスペックを更新した。
OPPO Reno3 5G (A001OP)の発売日の決定に伴いスペックを更新しており、SoftBankが提供する携帯通信サービスにおける通信速度の理論値が判明している。
2020年3月5日の発表当初は測定中と案内していたが、第5世代移動通信システム(5G)では下り最大1.8Gbps/上り最大103Mbps、第4世代移動通信システム(4G)では下り最大722Mbps/上り最大46Mbpsとなる。
SoftBankは5Gに対応したスマートフォンとして韓国のLG Electronics製のLG V60 ThinQ 5G (A001LG)、SHARP製のAQUOS R5G (908SH)、中国のZTE (中興通訊)製のZTE Axon 10 Pro 5G (902ZT)を販売しており、LG V60 ThinQ 5G (A001LG)、AQUOS R5G (908SH)、ZTE Axon 10 Pro 5G (902ZT)ではいずれも通信速度は5Gで下り最大2.0Gbps/上り最大103Mbps、4Gで下り最大988Mbps/上り最大46Mbpsとなっている。
5Gと4Gともに下りの通信速度の理論値は他機種より低速となる。
SoftBankは5GをSoftBank 5Gとして提供しており、5Gの通信方式はNR方式のノンスタンドアローン(NSA)構成を採用する。
NSA構成では4GのLTE方式と連携して動作し、E-UTRA-NRデュアルコネクティビティ(EN-DC)が機能してLTE方式と同時通信することでNR方式を利用できる。
SoftBankが案内する5Gの通信速度はEN-DCを適用してLTE方式とNR方式で同時通信時の通信速度を案内しており、OPPO Reno3 5G (A001OP)はLTE方式の通信速度の違いでサービスとしての5Gの通信速度にも違いが生じたと思われる。
NR方式の周波数はサブ6GHz帯の3.7GHz帯に対応しており、NR BandはFR1のn77となる。
なお、SoftBankは世界で初めてn77を導入した移動体通信事業者(MNO)である。
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