NTTドコモ向け5GスマホGalaxy A51 5G SC-54AがWi-Fi認証を通過

NTT DOCOMO向けの韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)製のNR/LTE/W-CDMA/GSM端末「SC-54A」が2020年9月1日付けでWi-Fi Allianceの認証を通過した。

Wi-Fi AllianceではWi-Fi CERTIFIED a/b/g/n/acプログラムで認定を受けており、無線LANの規格はIEEE 802.11a/b/g/n/acに対応する。

2.4GHz帯と5GHz帯の無線LANを利用できる。

SC-54Aは未発表端末の型番である。

型番規則からNTT DOCOMO向けと考えられる。

また、NTT DOCOMOの型番規則を考慮すると、第5世代移動通信システム(5G)のNR方式に対応することも分かる。

すでに米国の政府機関で電気通信分野などの規制を司る連邦通信委員会(Federal Communications Commission：FCC)の認証を通過したほか、Netflixの公式ウェブサイトで型番が確認できている。

連邦通信委員会の認証やNetflixで掲載された情報から、SC-54AはNTT DOCOMO向けのSamsung Galaxy A51 5Gであることが決定的となっている。

NTT DOCOMOはGalaxy A51 5G SC-54Aとして発表する見込み。

これまでに、NTT DOCOMOは2020年6月30日に終了した3ヶ月間となる2020年度(2021年3月期)第1四半期の決算説明会で5Gに対応したスマートフォンの普及モデルを2020年度中に発売する計画を表明している。

5Gに対応したスマートフォンの普及モデルのひとつとしてGalaxy A51 5G SC-54Aを発売する可能性が高い。

NTT DOCOMOは5Gを商用化して以来、5Gに対応したスマートフォンのラインナップではハイエンドの機種を展開しているが、各種認証機関を通過した時期を考慮すると、早ければ2020年秋にも5Gに対応したスマートフォンのラインナップでミッドレンジの機種も展開することになる。

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