エジプトのTelecom Egypt、Vodafone Egyptに関して立場を説明
- 2020年09月23日
- 海外携帯電話
エジプトの移動体通信事業者(MNO)であるTelecom Egyptはエジプトの移動体通信事業者であるVodafone Egypt Telecommunicationsに関して立場を説明した。
Vodafone Egypt Telecommunicationsは英国のVodafone Groupの子会社として位置付けられているが、Vodafone GroupとTelecom Egyptが大株主で、持分比率はVodafone Groupが55.0%、Telecom Egyptが44.95%となっている。
Vodafone GroupはVodafone Egypt Telecommunicationsに関してVodafone Groupの持分の全部をサウジアラビアの移動体通信事業者であるSaudi Telecom Company (stc)に売却することで覚書を締結し、覚書が有効なうちに最終的な契約を締結する計画を示していた。
しかし、覚書が有効なうちに最終的な契約の締結には至らず、それでもVodafone GroupとSaudi Telecom Companyは公式声明を通じて協議を継続する方針を明確化した。
このような状況を受けて、Telecom EgyptはVodafone Egypt Telecommunicationsに関して立場を説明することになった。
Telecom EgyptとしてはVodafone GroupとSaudi Telecom Companyの公式声明を認識し、留意しているという。
ただ、Telecom Egyptはいずれの当事者からも提案などを受け取っておらず、当事者間で議論されている内容や条件は認識していないと明確化している。
一部の報道機関ではTelecom EgyptがVodafone GroupとSaudi Telecom Companyの協議を支援する役割を果たしていると伝えられているが、それは事実ではなくほかにコメントはできないと説明した。
Telecom EgyptとしてはVodafone Egypt Telecommunicationsに関して決定事項はなく、常に会社と所有者の価値を最大化するために行動する方針という。
また、重要な進展があればすぐに情報を公開すると案内している。
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