AQUOS PHONE THE PREMIUM SoftBank 009SH レビュー
- 2011年08月22日
- SoftBank-SHARP
AQUOS PHONE THE PREMIUM SoftBank 009SH (以下、009SH)を触ったので簡単にレビューを書いておく。
端末機は開発中で最終バージョンではないということを考慮して読んでもらいたい。
009SHはフルタッチパネル式のスマートフォンである。
決してコンパクトではないが、手に馴染むサイズで片手でも操作しやすい印象だ。
フロントには3つのナビゲーションキーを備えている。
ナビゲーションキーは左からメニューキー、ホームキー、クリアキーとなっている。
3つのナビゲーションキーはいずれもタッチセンサ方式となっている。
背面には独特のテクスチャが施されている。
質感はなかなか良い印象である。
009SHは視差バリア方式の3D液晶を搭載しており、裸眼でも3Dが楽しめる。
ホーム画面は他のSHARP製スマートフォンと同じ構成である。
また、ホーム画面やアプリケーション一覧画面は他のSHARP製3D対応スマートフォンと同じく、3D表示も可能である。
ワンタッチで3Dと2Dの切り替えが可能となっている。
アプリケーション一覧画面は勿論、起動中のアプリケーション一覧もホーム画面からワンタッチでアクセス可能である。
ホーム画面ではウィジェットを多数配置しても、特に動きが重くなることはなかった。
ディスプレイはマルチタッチに対応しており、最大で5点まで同時検出した。
タッチパネルの反応はまずまず良好で、使用する上で特に大きなストレスを感じることはないと思われる。
ブラウザでのマルチタッチは、重いページを表示するとカクカクする場面もあった。
複数のベンチマークアプリケーションで性能測定を行っておいた。
ベンチマークアプリケーションでの測定結果は、状態によって数値が前後するのであくまでも参考程度にしておいてもらいたい。
使用したアプリケーションはLinpack for Android、NenaMark1、NenaMark2、Quadrant Standard Editionの4種類である。
Linpack for Android以外は、時間の都合上それぞれ1回のみ測定となった。
スコアはLinpack for Androidのシングルスレッド処理では36.737~39.47、NenaMak1では30.80、NenaMak2では20.60、Quadrant Standard Editionでは2344だった。
009SHのFingerprintは下記の通り。
1024.0MHz SBM/SBM009SH/SBM009SH:2.3.4/S0008/00.00.00:user/release-keys
CPUはシングルコアで動作周波数は最高が1024MHzで最低が122.88MHzとなる。
標準でスクリーンショットの撮影に対応しており、電源キーとホームキーを同時に押すことでスクリーンショットの撮影が可能である。
今回レビューした009SHのバージョン情報は下記の通り。
モデル番号:SBM009SH
Androidバージョン:2.3.4
ベースバンドバージョン:00.00.00
カーネルバージョン:2.6.35.7-perf sharp@B1311010L #1
ビルド番号:S0010
SHARP製Androidスマートフォンは2011年夏モデルから認証の電磁的表示に対応している。
電磁的表示は日本の認証機関のみとなっており、技術基準適合証明をディスプレイ上に表示することが可能だ。
全体を通して概ねサクサク動いており、印象はまずまず良かった。
詳細な発売日は教えてもらえなかったが、2011年9月下旬に発売される予定とのことだ。
価格も現段階では発表されていない。
動作速度等の感じ方は個人によって異なるので、009SHの購入を検討している場合は実際に実機を触ってから決断してもらいたいところである。
追記事項があれば、当記事に追記していく予定。
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