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ノキア、ソフトバンクにSA構成の5Gコアソフトウェアを供給



フィンランドのNokia Solutions and NetworksはSoftBankより第5世代移動通信システム(5G)のスタンドアローン(SA)構成のコアソフトウェアが選定されたと発表した。

Nokia Solutions and Networksは同社のクラウドネイティブの5G向けコアソフトウェアがSoftBankによって選定されたことを発表するとともに、SoftBankによるSA構成の5Gサービスの立ち上げを可能にすると案内している。

Nokia Solutions and Networksのクラウドネイティブの5G向けコアソフトウェアは5G時代に必要な様々な機能を通信事業者に提供するため、スケーラビリティおよび信頼性を向上できるという。

また、SoftBankの加入者は低遅延、大容量通信、多接続など5Gの利点を得られると説明した。

SA構成は5Gの要求条件を満たすために規定されたNR方式のSA構成を意味する。

SoftBankは2020年3月27日にSoftBankブランドの携帯通信サービスでNR方式に準拠した5Gサービスを商用化し、SoftBank 5Gとして提供している。

当初は第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式と連携して動作するノンスタンドアローン(NSA)構成で運用しており、広い帯域幅を使用して大容量通信を実現できる。

ただ、4G向けコアネットワークを使用したNSA構成では低遅延や多接続の実現は難しく、5G向けコアネットワークを使用したSA構成で実現することが期待されている。

NSA構成ではコアネットワークは4G向けのEPCを使用するが、SA構成では5G向けの5GCを新たに導入および使用することになる。

これまでに、SoftBankは2020年5月11日に開催した2019年度(2020年3月期)通期の決算説明会で2021年度にSA構成を導入する計画を公表している。

そのため、SoftBankは2021年4月から2022年3月までにSA構成を導入する。

なお、SoftBankは5Gの無線アクセスネットワーク(RAN)はNokia Solutions and NetworksおよびスウェーデンのEricssonより調達していることが分かっている。

Nokia

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