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NTTドコモ向けGalaxy S21シリーズと思われるSGH-N649とSGH-N592が技適通過



総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)は技術基準適合証明や工事設計認証などを通過した機器の情報を更新した。

NTT DOCOMO向けと思われる韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)製のNR/LTE/W-CDMA/GSM端末「SGH-N649」が2020年11月24日、「SGH-N592」が2020年11月25日付けでTUV Rheinland Japanを通じて電波法に基づく工事設計認証を取得したことが分かった。

工事設計認証番号はそれぞれ005-102610と005-102609。

いずれもモバイルネットワークはLTE (FDD) 2100(B1)/1800(B3)/ 1500(B21)/800(B19)/700(B28) MHz, LTE (TDD) 3500(B42)/2500(B41) MHzで認証を受けている。

Bluetoothおよび無線LANの周波数でも通過しており、無線LANの周波数は2.4GHz帯および5GHz帯に対応する。

いずれも未発表端末のメーカー型番である。

メーカー型番の型番規則および工事設計認証で通過した周波数を考慮すると、NTT DOCOMO向けと考えられる。

Bluetoothおよび無線LANにも対応することから、スマートフォンまたはタブレットのいずれかと推測できる。

日本国内でW-CDMA方式に対応する場合は基本的に最初の認証でW-CDMA方式でも認証を受けるため、W-CDMA方式で認証を受けていないことから、少なくとも日本国内ではW-CDMA方式に非対応となる見込み。

また、日本国内ではW-CDMA方式に非対応となる場合はNR方式に対応した第5世代移動通信システム(5G)のスマートフォンとなる可能性が高い。

工事設計認証ではNR方式で認証を受けていないが、メーカー型番ではNR方式で認証を取得しない場合や2度目以降の認証で取得する場合が多く、試作機の段階ではNR方式で認証を受けない事例は少なくない。

5Gに対応したスマートフォンでもGalaxy A51 5G SC-54Aのようなスタンダードモデルの場合はB28に非対応であるが、Galaxy S20 5G SC-51A、Galaxy S20+ 5G SC-52A、Galaxy Note20 Ultra 5G SC-53AのようなハイスペックモデルはB28にも対応する。

そのため、工事設計認証で判明した情報から総合的に考えると、B28でも認証を受けたSGH-N649およびSGH-N592はハイスペックな5Gのスマートフォンになると推測している。

Galaxy S20 5G SC-51Aのメーカー型番は2019年10月8日、Galaxy S20+ 5G SC-52Aのメーカー型番は2019年12月6日に初めて工事設計認証を取得しており、それから約1年のタイミングとなるため、Galaxy S20シリーズの後継製品となる見込みである。

Galaxy S20シリーズの後継製品はGalaxy S21シリーズとして発表される見込みで、すでにNTT DOCOMO向けのGalaxy S21シリーズと思われるメーカー型番はSGH-N748も工事設計認証を通過した。

過去の事例を参照すると、メーカー型番の段階では必ずしも製品化するとは限らないことは留意しておきたい。

総務省 電波利用ホームページ

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