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NTTドコモとau向けと思われるGalaxy S21 Ultra 5GがBluetooth認証を通過



NTT DOCOMO向けと思われる韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)製のNR/LTE/W-CDMA/GSM端末「SM-G998D」が2021年2月2日付け、KDDIおよびOkinawa Cellular Telephone (沖縄セルラー電話)向けと思われるSamsung Electronics製のNR/LTE/W-CDMA/GSM端末「SM-G998J」が2021年2月2日付けでBluetooth SIGの認証を通過した。

Bluetoothモジュールのバージョンは5.2。

いずれもBluetooth SIGの認証ページでは製品名がGalaxy S21 Ultra 5Gと記載されている。

型番規則からもSamsung Galaxy S21 Ultra 5Gとなることは確実で、型番の末尾がDの場合はNTT DOCOMO向け、型番の末尾がJの場合はKDDIおよびOkinawa Cellular Telephone向けとなるため、SM-G998DはNTT DOCOMO向け、SM-G998JはKDDIおよびOkinawa Cellular Telephone向けのSamsung Galaxy S21 Ultra 5Gと推測できる。

なお、NTT DOCOMO向けと思われるSamsung Galaxy S21 5GとSamsung Galaxy S21+ 5Gの型番、KDDIおよびOkinawa Cellular Telephone向けと思われるSamsung Galaxy S21 5GとSamsung Galaxy S21+ 5Gの型番は2021年1月18日付けでBluetooth SIGの認証を通過していたため、Samsung Galaxy S21 Ultra 5Gは遅れてBluetooth SIGの認証を通過したことになる。

いずれも移動体通信事業者(MNO)側の型番は判明しておらず、ほかの認証機関を通過して情報が出ることに期待したい。

これまでに、電波法に基づく工事設計認証を取得したSamsung Electronics製のSGH-N649がベンチマークの測定結果に登場しており、チップセットはQualcomm Snapdragon 888 5G Mobile Platformを搭載し、システムメモリの容量が12GBであることが判明していた。

また、工事設計認証ではNTT DOCOMOに適した周波数で認証を受けていた。

チップセットの仕様からSamsung Galaxy S21シリーズとなることはほぼ確実で、システムメモリの容量はSamsung Galaxy S21 5GおよびSamsung Galaxy S21+ 5Gが8GB、Samsung Galaxy S21 Ultra 5Gが12GBまたは16GBとなるため、NTT DOCOMO向けのSamsung Galaxy S21 Ultra 5Gに該当すると予想できていた。

日本におけるSamsung Galaxy S21シリーズの発売時期は不明で、移動体通信事業者の製品として展開することから、発売時期が近付けばNTT DOCOMOやKDDIおよびOkinawa Cellular Telephoneより発表が行われると思われる。


Bluetooth SIG

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