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楽天モバイルの2020年末時点の契約数が判明



総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)は電気通信事業報告規則(昭和63年郵政省令第46号)の規定による電気通信事業者からの報告などに基づき2020年度第3四半期末(2020年12月末)における電気通信サービスの契約数および占有率を公表した。

総務省が公表した数値からおおよそのRakuten Mobile (楽天モバイル)の契約数が判明している。

2020年12月末時点で携帯電話の契約数は約1億9,113万件である。

事業者グループ別の占有率を公表しており、Rakuten Mobileが移動体通信事業者(MNO)として提供する携帯通信サービスの占有率は0.8%となっている。

総務省が公表した数値は表示単位未満を四捨五入して掲載しているため、実際の携帯電話の契約数は1億9,112万5,000件から1億9,113万4,999件の間となる。

Rakuten Mobileが移動体通信事業者として提供する携帯通信サービスのおおよその契約数は約152万9,000件と推定できる。

また、契約数が3万件以上の仮想移動体通信事業者(MVNO)のうちSIMカード型は約1,604万件となり、このうちRakuten Mobileの占有率は13.7%と公表されている。

契約数が3万件以上でSIMカード型の仮想移動体通信事業者は合計の契約数が1,603万5,000件から1,604万4,999件の間となる。

したがって、Rakuten Mobileが仮想移動体通信事業者として提供する携帯通信サービスのおおよその契約数は約219万7,000件から約219万8,000件の間と推定できる。

Rakuten Mobileの携帯通信サービスの契約数は約372万6,000件から約372万7,000件で、このうち約41.0%が移動体通信事業者、約59.0%が仮想移動体通信事業者になると思われる。

総務省の資料ではRakuten Mobileが提供する楽天回線が移動体通信事業者として集計されており、ドコモ回線およびau回線が仮想移動体通信事業者として集計されている。

Rakuten Mobileは2020年4月8日に楽天回線を商用化しており、2020年4月7日をもってドコモ回線およびau回線は新規加入の受け付けを終了した。

そのため、2020年4月8日以降は仮想移動体通信事業者として提供する携帯通信サービスの契約数が増加することはない。

なお、Rakuten Mobileは契約数を公表しておらず、楽天回線の累計申し込み数を公表しているが、累計申し込み数には契約完了前の回線数も含まれる。

このような状況から、総務省が公開した情報をもとにRakuten Mobileの契約数を推定している。

総務省

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