au DIGNO ISW11K レビュー
- 2011年10月03日
- KDDI-KYOCERA
au NAGOYAで京セラ製のスマートフォン「au DIGNO ISW11K (以下、ISW11K)」を触ったので、簡単にレビューを書いておく。
筺体は薄くて軽かったが、幅が少し広く感じた。
ナビゲーションキーは物理的なキーとなっている。
左からメニューキー、ホームキー、クリアキーである。
キーは少し盛り上がっていて押しやすかった。
画面ロック解除画面は独自UIとなっている。
カラーバリエーションはオリーブグリーンとブロッサムピンクとグラファイトブラックが用意されている。
どの色もベゼルは黒色となっている。
オリーブグリーンのリア。
ブロッサムピンクのリア。
グラファイトブラックのリア。
標準ではOcean UIが搭載されている。
動きはIS13SHより鈍く感じた。
ディスプレイはルミナスディスプレイと呼ばれる有機ELを搭載する。
発色は有機EL独特の発色である。
確かに鮮やかな発色であるが、鮮やか過ぎて不自然な気もした。
個人的には有機ELの発色は苦手である。
SC-02Cの有機ELはPenTile配列ではなかったが、ISW11Kの有機ELはPenTile配列だった。
PenTile配列は文字の輪郭や細かい文字が不自然になるので、非常に残念である。
タッチパネルはマルチタッチに対応しており、最大で10点まで同時に検知した。
同時検知点数は多いが、感度はあまり良いとは思わなかった。
標準ブラウザを操作してみた。
マルチタッチの操作はページによっては滑らかさに欠ける場面もあった。
標準ブラウザのユーザーエージェントは下記の通り。
Mozilla/5.0 (Linux; U; Android 2.3.5; ja-jp; ISW11K Build/121.0.0125) AppleWebKit/533.1 (KHTML, like Gecko) Version/4.0 Mobile Safari/533.1
ワンセグ用アンテナは可動式となっている。
通信速度はこんな感じ。
複数のベンチマークアプリで性能測定を行ってみた。
使用したアプリはLinpack for Android、NenaMark1、NenaMark2、Quadrant Standard Editionの4種類。
Antutu Benchmarkは途中で止まって強制終了になってしまったので、結果を得ることが出来なかった。
Linpack for Androidのシングルスレッド処理では42.001~46.704、NenaMak1では34.20、NenaMak2では22.10、Quadrant Standard Editionでは1664だった。
Quadrant Standard Editionでのシステム情報。
ISW11KのFingerprintは下記の通り。
KDDI/KYI11/KYI11:2.3.5/121.0.0125/121.0.0125:user/release-keys
今回レビューしたISW11Kの端末情報は下記の通り。
モデル番号:ISW11K
Androidバージョン:2.3.5
カーネルバージョン:2.6.35.11-perf jenkins@Droid-make01 #1
ビルド番号:121.0.0125
全体的に動作が不安定で、まだ改善する必要があると感じた。
開発途中の端末なので、現段階では端末の評価は避けておく。
発売がまだ先なので、発売時にはスコスコ動くように調整されることを期待したいところである。
個人的にはデザインはあまり好きではないが、オリーブグリーンの色は気に入った。
動作等の感じ方は現在使っている端末の違いや個人の感覚によって左右されるので、実際に購入を検討している場合は実際に触ってみてから判断してもらいたい。
思い出したことがあれば、当記事に追記していく予定である。
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PenTile液晶は同じ解像度の物に比べると、はっきりと違いがわかるんでしょうか?
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>コアラ1200さん
ISW11Kは液晶ではなく有機ELです。
どちらにしろ、PenTileかどうかは簡単に分かります。
まぁ、違いが分からない人もいるでしょうけど。(というか、分からない人はある意味幸せかも…)