韓国における2021年Q1の5G加入件数が判明

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韓国の移動体通信事業者(MNO)であるSK Telecom、KT Corporation、LG U+として事業を行うLG Uplusは2021年第1四半期の業績を発表した。

2021年3月31日に終了した3ヶ月間となる2021年第1四半期の業績の発表に伴い移動体通信事業者各社の2021年3月31日時点の携帯通信サービスおよび第5世代移動通信システム(5G)の加入件数も判明している。

SK Telecomは携帯通信サービスの加入件数が前年同期比0.1%増の3,152万件で、このうち5Gの加入件数は前年同期比154.4%増の673万6,000件となった。

5Gの加入率は21.4%である。

5Gの加入件数は2021年第1四半期中に初めて600万件を上回り、また5Gの加入率は2021年第1四半期中に初めて20%を上回った。

KT Corporationは携帯通信サービスの加入件数が前年同期比2.1%増の2,242万7,000件で、このうち5Gの加入件数は前年同期比147.6%増の440万4,000件となった。

5Gの加入率は19.6%となっている。

5Gの加入件数は2021年第1四半期中に初めて400万件に達した。

LG Uplusは携帯通信サービスの加入件数が前年同期比9.4%増の1,698万1,000件で、このうち5Gの加入件数は前年同期比129.2%増の333万5,000件である。

5Gの加入率は19.6%となった。

KT CorporationおよびLG Uplusは5Gの加入率がほぼ同じであるが、わずかにLG Uplusが上回った。

なお、5Gに加入した回線は韓国国内で5Gの無線方式であるNR方式および第4世代移動通信システム(4G)の無線方式であるLTE方式を利用できる。

3社の合計では携帯通信サービスの加入件数が7,092万8,000件で、このうち5Gの加入件数は1,447万5,000件となる。

韓国全体では5Gの加入率が18.3%となることが分かる。

移動体通信事業者別の占有率を算出すると、すべての携帯通信サービスではSK Telecomが44.4%、KT Corporationが31.6%、LG Uplusが23.9%で、引き続きSK Telecomが1位である。

また、5Gに限定した場合はSK Telecomが46.5%、KT Corporationが30.4%、LG Uplusが23.0%となった。